ロビン・フラインス
ロビン・フラインスは、レッドブル・ジュニアチームからのオファーは決して断っていないと述べ、逆のことが報じられてしまったと弁解した。

2010年から2012年にかけて、フォーミュラBMWヨーロッパ、フォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップ、フォーミュラ・ルノー3.5と連続でタイトルを獲得したロビン・フラインスは、最も有望な若手と評価されていたが、F1には届いていない。

フォーミュラ・ルノー3.5のタイトル獲得のご褒美としてレッドブルとのF1テストを獲得したロビン・フラインスは、2013年にザウバー、2014年にケータハムでテストドライバーを務めたが、グランプリをスタートすることはなかった。

現在、アンドレッティからフォーミュラEに参戦するロビン・フラインスは、自分がレッドブルのオファーを断ったとの報道は事実ではなく、単純にオファーがこなかったと主張した。

「オランダ人ジャーナリストと会話をして、彼は僕がなぜフェラーリのプログラムやマクラレーン、レッドブルに拾われなかったのかなど、いくつかのことを質問してきた」

「どこからも来ていなかったし、『我々のために走りたいか』とも言われなかった。わからないけど、なんらかの理由でチャンスが来なかった」

「ジャーナリストが、なぜレッドブルに拾われないのかと質問してきたとき、まずは機会がないこと、次にレッドブルのストーリーは知っているし、ドライバーがやってくるたびに半年後もしくは1年後に再び追い出されるのを見てきたと伝えた」

「それは多くのプレッシャーをもたらすし、それが正しいプレッシャーかどうかはわからないとね」

2012年のレッドブルとのテスト前、ロビン・フラインスはレッドブルが若手ドライバーを“犬のように”扱うと発言したとして話題になった。

しかし、ロビン・・フラインスは、そのような発言はしていないと否定する。

「僕の口から『レッドブルは犬のように扱う』といったような言葉が出たことはない。なぜなら、僕は知らないからね」とロビン・フラインスは述べた。

「なので、本当に混乱したし、その人に本当に腹が立った。彼は二度と僕に連絡をとってこなくなった」

「それが僕のキャリアに影響したかどうかはわからない。あれがなかったら、違っていたかどうかもわからないよね。でも、僕を失望された最も最悪なことは、僕がそれを言っいなかったことだ」

「新聞に書かれたので全員がそれを信じている。4年経った今も人々は『本当にあんなこと言ったのか?』と聞いてくる」

「僕は毎回『いいや、決して言ったことはない』と言っている。僕の人生でそのような言葉を使ったことはないとね」

「本当に混乱したし、僕にとっていい扱いではなかった。大嘘だ。でも、F1界ではときどきあることだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ロビン・フラインス / レッドブル・レーシング