F1 ダニエル・リカルド レッドブル・レーシング
レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、トラブルが多発する自分の愛車RB14に呆れ果てており、今すぐにでも来年自分の後任を務めるピエール・ガスリーにマシンを明け渡す準備はできていると語った。

F1メキシコGPでポールポジションからスタートしたダニエル・リカルドだったが、すぐに3番手まで後退。それでも粘りの走りで2番手を走行していたが、61周目にハイドロリック系の問題でリタイアしている。

今年シーズン限りでレッドブル・レーシングを離れ、2019年からルノーに移籍することが決まっているダニエル・リカルドは、レース直後には今すぐにでも厄介なマシンに別れを告げる覚悟はできていると明かした。

「手の施しようがない。それがピッタリな言葉だと思う」とダニエル・リカルドはコメント。

「もう“フラストレーション”という言葉では言い表せない。何もかもがお手上げだよ」

「このクルマにまた問題が発生した。しばらくクリーンな週末は過ごしていない。今日もそうだね。週末ずっとプラクティスではスタートはうまくいっていたのに、レーススタートに関しては、プレスタートでおかしくなってしまう」

「正直、今のこんな状態では日曜日に走っても意味など見い出せないし、今後の2レースも走っても意味はないんじゃないかとさえ思う」

「もう長いことクリーンなレースも週末も過ごしていない。迷信とかを信じるタイプではないけど、このマシンは呪われているっよ。そうとしか言えない」

2019年、ダニエル・リカルドの後任はトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが務めるが、すでにガスリーにマシンを明け渡す準備はできているとリカルドは語った。

「日曜日にこんなことばかり起こってもう説明がつかないよ。僕にはわからないし、クルマは・・・ガスリーに運転させよう。僕はもうおしまいだ」

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カテゴリー: F1 / ダニエル・リカルド / ピエール・ガスリー