F1オランダGP フリー走行2回目:ルクレール首位でフェラーリがワンツー
2021年 第13戦 F1オランダGPのフリー走行2回目が9月3日(金)にザントフォールトで行われ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がトップタイムを記録す他。
午後もザントフォールトの天候は晴れ。気温20.6度、路面温度35度。5分間のディレイで60分のFP2セッションはスタート。スタートタイヤはミディアムが目立つ。
FP1は、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)のエンジンブローによって赤旗中断となり、ほぼ35分間の走行時間を失い、各チームが望んだようにデータを取ることができなかった。そのため、FP2はできる限り多くの走行距離を重ねながら、セッティングを煮詰めていく必要があった。
だが、開始から10分に差し掛かろうとしたところでメルセデスのルイス・ハミルトンがターン8でマシンをストップ。エンジン系のトラブルを報告しており、この時点でハミルトンのセッションは終了。大きなハンデを背負うことになった。
10分弱の中断の後、セッションは再開。30分を目途に各チームがソフトタイヤでショートランのプログラムに入ろうとしていた。だが、ちょうどそのタミングでニキータ・マゼピン(ハース)がターン11でコースオフしてグラベルでスタック。これにより午前中から数えてこの日3回目の赤旗中断となる。
数分後にセッションは再開。大部分のドライバーがソフトタイヤでピットレーンに並んでショートランに臨む。そして、一通り、タイムを出した後は、各チームがロングランを交えた様々なプログラムをこなしてセッションは終了した。
F1オランダGP フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。この日唯一の1分10秒台(1分10秒902)のタイムをマークした。2番手には0.154秒差でチームメイトのカルロス・サインツが続き、フェラーリが1-2体制で初日のセッションを終えた。フェラーリは大きめのリアウイングを搭載したハイダウンフォース仕様が顕著だった。
3番手タイムはアルピーヌF1のエステバン・オコン。トップから0.230秒差の1分11秒074。チームメイトンのフェルナンド・アロンソも6番手に続いていた。
そこから0.058秒差でメルセデスのバルテリ・ボッタスが4番手。ルイス・ハミルトンのマシントラブルで1台だけとなったセッションで仕事をこなした。
5番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップから0.362秒差となる1分11秒264で終了。チームメイトのセルジオ・ペレスは12番手。レッドブル・ホンダだけではないにしろ、走行時間が大きく失われた初日で様々なプログラムを実施していることが二人のタイム差からも分かり、明日までには調整を整えてくることだろう。
7番手はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。ライバルのフェラーリとアルピーヌにはやや遅れたスタート。チームメイトの角田裕毅は31周を走行して13番手タイムだった。
F1オランダGP フリー走行3回目は、明日9月4日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1オランダGP
午後もザントフォールトの天候は晴れ。気温20.6度、路面温度35度。5分間のディレイで60分のFP2セッションはスタート。スタートタイヤはミディアムが目立つ。
FP1は、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)のエンジンブローによって赤旗中断となり、ほぼ35分間の走行時間を失い、各チームが望んだようにデータを取ることができなかった。そのため、FP2はできる限り多くの走行距離を重ねながら、セッティングを煮詰めていく必要があった。
だが、開始から10分に差し掛かろうとしたところでメルセデスのルイス・ハミルトンがターン8でマシンをストップ。エンジン系のトラブルを報告しており、この時点でハミルトンのセッションは終了。大きなハンデを背負うことになった。
10分弱の中断の後、セッションは再開。30分を目途に各チームがソフトタイヤでショートランのプログラムに入ろうとしていた。だが、ちょうどそのタミングでニキータ・マゼピン(ハース)がターン11でコースオフしてグラベルでスタック。これにより午前中から数えてこの日3回目の赤旗中断となる。
数分後にセッションは再開。大部分のドライバーがソフトタイヤでピットレーンに並んでショートランに臨む。そして、一通り、タイムを出した後は、各チームがロングランを交えた様々なプログラムをこなしてセッションは終了した。
F1オランダGP フリー走行2回目のトップタイムを記録したのはフェラーリのシャルル・ルクレール。この日唯一の1分10秒台(1分10秒902)のタイムをマークした。2番手には0.154秒差でチームメイトのカルロス・サインツが続き、フェラーリが1-2体制で初日のセッションを終えた。フェラーリは大きめのリアウイングを搭載したハイダウンフォース仕様が顕著だった。
3番手タイムはアルピーヌF1のエステバン・オコン。トップから0.230秒差の1分11秒074。チームメイトンのフェルナンド・アロンソも6番手に続いていた。
そこから0.058秒差でメルセデスのバルテリ・ボッタスが4番手。ルイス・ハミルトンのマシントラブルで1台だけとなったセッションで仕事をこなした。
5番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップから0.362秒差となる1分11秒264で終了。チームメイトのセルジオ・ペレスは12番手。レッドブル・ホンダだけではないにしろ、走行時間が大きく失われた初日で様々なプログラムを実施していることが二人のタイム差からも分かり、明日までには調整を整えてくることだろう。
7番手はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。ライバルのフェラーリとアルピーヌにはやや遅れたスタート。チームメイトの角田裕毅は31周を走行して13番手タイムだった。
F1オランダGP フリー走行3回目は、明日9月4日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。
2021年 第13戦 F1オランダGP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAPS |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分10秒902 | 29 | |
2 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分11秒056 | 0.154 | 28 |
3 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分11秒074 | 0.172 | 33 |
4 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分11秒132 | 0.230 | 33 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分11秒264 | 0.362 | 28 |
6 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分11秒280 | 0.378 | 30 |
7 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分11秒462 | 0.560 | 29 |
8 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分11秒488 | 0.586 | 27 |
9 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分11秒678 | 0.776 | 30 |
10 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分11秒713 | 0.811 | 24 |
11 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分11秒946 | 1.009 | 3 |
12 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分12秒096 | 1.044 | 27 |
13 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分12秒136 | 1.194 | 31 |
14 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分12秒157 | 1.234 | 29 |
15 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分12秒206 | 1.255 | 25 |
16 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分12秒607 | 1.304 | 31 |
17 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分12秒610 | 1.705 | 31 |
18 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分12秒835 | 1.708 | 27 |
19 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分12秒835 | 1.933 | 12 |
20 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分12秒855 | 1.953 | 30 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1オランダGP