F1オランダGP フリー走行1回目:長時間の中断を経てハミルトンがトップ。0.097秒差でフェルスタッペン
2021年 F1世界選手権 第13戦 F1オランダGPのフリー走行1回目が9月3日(金)にザントフォールト・サーキットで行われ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。

1985年以来36年ぶりの開催となるF1オランダGP。舞台となるザントフォールトには、バンク角のついた最終コーナーなど大幅な改修が加えられている。

ピレリは、F1オランダGPのためにC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)と最も硬いコンパウンドを持ち込んでいる。

初日の天候は晴れ。気温18度、路面温度22.7度のドライコンディションで60分間のFP1セッションはスタート。各チームがハードもしくはミディアムで走行を開始する。

開始早々、角田裕毅(アルファタウリ)が計測器をつけた状態での走行でスピンするというやや心配なスタートとなる。

そして、開始15分でセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)がコース上でストップ。エンジントラブルを訴え、自ら消火器を要求してをマシンにかけて消火作業にあたった。この区間はイエローフラッグが提示され、その後、赤旗となり、しばらくセッションは中断される。

残り6分でセッションは再開。全ドライバーがなんとか最後の走行時間を生かそうとソフトタイヤでコースに出る。

実質20分の走行時間となったフリー走行1回目。トップタイムを記録したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)で1分11秒500。2番手には0.097秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3番手には0.101秒差でカルロス・サインツ(フェラーリ)が続いた。

ホンダF1エンジン勢はピエール・ガスリーが10番手、セルジオ・ペレスが16番手。角田裕毅は序盤のスピンの後にマシンを修正。最終的にタイムを出せずにセッションを終えた。

F1オランダGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。

2021年 第13戦 F1オランダGP フリー走行1回目 結果・タイム

順位NoドライバーチームタイムGAPLAPS
144ルイス・ハミルトンメルセデス1分11秒500 17
233マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダ1分11秒5970.09718
316シャルル・ルクレールフェラーリ1分11秒6010.10119
477バルテリ・ボッタスメルセデス1分11秒6230.12318
555カルロス・サインツフェラーリ1分11秒7380.23818
614フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分12秒1580.65818
731エステバン・オコンアルピーヌ1分12秒2310.73117
899アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分12秒3590.85918
918ランス・ストロールアストンマーティン1分12秒4311.01519
1010ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1分12秒5150.93118
114ランド・ノリスマクラーレン1分12秒6791.17918
126ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分12秒9071.40716
137キミ・ライコネンアルファロメオ1分13秒0531.55320
143ダニエル・リカルドマクラーレン1分13秒0811.58118
1563ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分13秒1811.68115
1611セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ1分13秒3281.82818
179ニキータ・マゼピンハース1分13秒5162.01614
1847ミック・シューマッハハース1分13秒8472.34717
195セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分15秒9844.4846
2026角田裕毅アルファタウリ・ホンダNo Time 3


このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1オランダGP