F1ベルギーGP フリー走行1:メルセデスF1のボッタスが首位発進
2021年 F1世界選手権 第12戦 F1ベルギーGPのフリー走行1回目が8月27日(金)にスパ・フランコルシャンで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録した。
舞台となるのは伝統的なサーキットであるスパ・フランコルシャン。シーズンで最長となる7kmを超える全長、高速コーナーやオー・ルージュに代表される高速のコンプレッションが存在するスパ・フランコルシャンは、エンジンパワーと空力の効率性が試されるサーキットだ。
また、“スパウェザー”と呼ばれる予測不能な天候もしばしばレースにスパイスを加える。すでにフリー走行1回目からその影響が表れてセッション直前にサーキットには雨が降り始める。
気温12.6度、路面温度16.9度でスタートした60分間のFP1セッション。序盤にインスタレーションラップに出た16名のドライバーはインターミディエイトで走行を開始。10分が経過した頃、ランド・ノリス(マクラーレン)がドライのミディタイムタイヤでコースに出た。
ピレリは、今週末のスパ・フランコルシャンにレンジの中間にあたるC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)という3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。
その後は、大部分のハードもしくはミディアムで周回を重ねてタイムを出していく。30分の時点でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がハードで1分46秒423を記録してトップに立ち、チームメイトのセルジオ・ペレスもハードで2番手タイムを記録してレッドブル・ホンダが1-2で折り返す。
後半はソフトタイヤに交換して周回。だが、残り5分で再び雨が降り始め、残りの週末にむけてソフトタイヤでしっかりデータを取るという作業となった。
2021年F1ベルギーGP フリー走行1回目のトップタイムを記録したのは、メルセデスのバルテリ・ボッタス。18周を走行して1分45秒199をマークした。
2番手タイムは0.164秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。3番手にはトップから0.500秒差でアルファタウリのピエール・ガスリーが続き、ホンダF1勢の2台がトップ3に食い込んだ。
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)はフェルスタッペンから0.764差の6番手、角田裕毅(アルファタウリ)はガスリーから1.229秒差の15番手と各セカンドドライバーは静かなスタートとなった。
4番手はシャルル・ルクレール、5番手はカルロス・サインツとフェラーリF1勢。夏休み前の好調な勢いを引き継いでいる。
7番手にはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、8番手にランド・ノリス(マクラーレン)、そして、9番手に前戦優勝のエステバン・オコン、10番手にフェルナンド・アロンソとアルピーヌF1勢が続いた。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は18番手だったが、アタックタップ時にニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)と絡むシーンがあり、アボート。そのラップではセクター2でパープルを出しており、決してマシンに問題があるわけではないようだ。
F1ベルギーGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ベルギーGP
舞台となるのは伝統的なサーキットであるスパ・フランコルシャン。シーズンで最長となる7kmを超える全長、高速コーナーやオー・ルージュに代表される高速のコンプレッションが存在するスパ・フランコルシャンは、エンジンパワーと空力の効率性が試されるサーキットだ。
また、“スパウェザー”と呼ばれる予測不能な天候もしばしばレースにスパイスを加える。すでにフリー走行1回目からその影響が表れてセッション直前にサーキットには雨が降り始める。
気温12.6度、路面温度16.9度でスタートした60分間のFP1セッション。序盤にインスタレーションラップに出た16名のドライバーはインターミディエイトで走行を開始。10分が経過した頃、ランド・ノリス(マクラーレン)がドライのミディタイムタイヤでコースに出た。
ピレリは、今週末のスパ・フランコルシャンにレンジの中間にあたるC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)という3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。
その後は、大部分のハードもしくはミディアムで周回を重ねてタイムを出していく。30分の時点でマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がハードで1分46秒423を記録してトップに立ち、チームメイトのセルジオ・ペレスもハードで2番手タイムを記録してレッドブル・ホンダが1-2で折り返す。
後半はソフトタイヤに交換して周回。だが、残り5分で再び雨が降り始め、残りの週末にむけてソフトタイヤでしっかりデータを取るという作業となった。
2021年F1ベルギーGP フリー走行1回目のトップタイムを記録したのは、メルセデスのバルテリ・ボッタス。18周を走行して1分45秒199をマークした。
2番手タイムは0.164秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。3番手にはトップから0.500秒差でアルファタウリのピエール・ガスリーが続き、ホンダF1勢の2台がトップ3に食い込んだ。
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)はフェルスタッペンから0.764差の6番手、角田裕毅(アルファタウリ)はガスリーから1.229秒差の15番手と各セカンドドライバーは静かなスタートとなった。
4番手はシャルル・ルクレール、5番手はカルロス・サインツとフェラーリF1勢。夏休み前の好調な勢いを引き継いでいる。
7番手にはセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)、8番手にランド・ノリス(マクラーレン)、そして、9番手に前戦優勝のエステバン・オコン、10番手にフェルナンド・アロンソとアルピーヌF1勢が続いた。
ルイス・ハミルトン(メルセデス)は18番手だったが、アタックタップ時にニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)と絡むシーンがあり、アボート。そのラップではセクター2でパープルを出しており、決してマシンに問題があるわけではないようだ。
F1ベルギーGP フリー走行2回目は、この後22時(現地時間15時)から行われる。
2021年 第12戦 F1 ベルギーGP フリー走行1回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAPS |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分45秒199 | 18 | |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分45秒363 | 0.164 | 14 |
3 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分45秒699 | 0.500 | 20 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分45秒818 | 0.619 | 19 |
5 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分45秒935 | 0.736 | 20 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル・ホンダ | 1分46秒127 | 0.928 | 17 |
7 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分46秒177 | 0.978 | 19 |
8 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分46秒336 | 1.137 | 17 |
9 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分46秒497 | 1.298 | 16 |
10 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分46秒612 | 1.413 | 16 |
11 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分46秒649 | 1.450 | 19 |
12 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分46秒683 | 1.484 | 20 |
13 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分46秒755 | 1.556 | 17 |
14 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分46秒772 | 1.573 | 19 |
15 | 26 | 角田裕毅 | アルファタウリ・ホンダ | 1分46秒928 | 1.729 | 19 |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分47秒101 | 1.902 | 20 |
17 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分48秒125 | 2.926 | 15 |
18 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分48秒224 | 3.025 | 17 |
19 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分49秒058 | 3.507 | 16 |
20 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分49秒935 | 3.860 | 15 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ベルギーGP