F1サヒールGP 予選:ボッタスが意地のポールでメルセデスが1列目独占
2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの予選が12月5日(土)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がポールポジションを獲得した。
バーレーンでのダブルヘッダーの2戦目は、サーキットが位置するサヒール地方から名前をとってF1サヒールGPとして開催。F1で48個目のグランプリ名となる。
1週目はインターナショナルトラックが使用されたが、2週目は全長3.543㎞の外周を利用したアウタートラックが使用される。ブレーキングを行う“コーナー”と呼べる場所は4か所となる。また、先週末のレースは日没前にスタートが切られる“トワイライトレース”だったが、今週のF1サヒールGPは日没後にスタートする“ナイトレース”で行われる。ピレリは、F1サヒールGPに先週と同じC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ハード)を持ち込んでいる。
また、今大会はドライバーラインナップにも変更がある。7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスに感染して欠場。メルセデスは代役としてウィリアムズのF1ドライバーのジョージ・ラッセルを起用。ウィリアムズはジャック・エイトケンがF1デビュー。さらに先週末のF1バーレーンGPで大クラッシュを喫したロマン・グロージャンが欠場し、ハースF1はリザーブ兼テストドライバーのピエトロ・フィッティパルディがF1デビューを果たしている。
今季10回のポールポジションを獲得している王者ルイス・ハミルトン不在のF1サヒールGP。ポールポジションを獲得したのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス。初日のフリー走行では“新しい”チームメイトであるジョージ・ラッセルに両方のセッションで上回られたボッタスだが、土曜日にはうまく修正。F1史上最速となる53秒377という記録を樹立し、F1エミリア・ロマーニャGP以来となる今季5回目、通算16回目のポールポジションを獲得した。
2番手はジョージ・ラッセル。自己ベストとなる2番グリッドを獲得した。バルテリ・ボッタスとの差はわずか0.026秒。F1デビュー以来、予選でチームメイトに負けたことがなかったラッセルだが、その記録は37戦で途切れることになった(歴代3位)。メルセデスの2台がフロントローを独占するのは今季12回目。トップ10のなかでメルセデスだけがミディアムでレースをスタートする。
3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップとの差は0.056秒とこちらも僅差。フェルスタッペンはQ2でソフトでタイムを出したため、決勝は前に2台とは異なりソフトでのスタートとなる。
4番手はフェラーリのシャルル・ルクレール。FP3までは苦戦していたフェラーリだが、予選では好パフォーマンスをみせた。Q3では新品のソフトが残っていなったため、序盤に1回のアタックだけで終了したがそれでも4番グリッドを獲得した。
5番手はレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス。そして、6番手には今季自己ベストとなるアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが続いた。ホンダF1勢は好調でチームメイトのピエール・ガスリーも9番グリッドを獲得。しかし、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはQ2敗退を喫して12番手で予選を終えている。
代役として今大会でF1デビューを果たしたジャック・エイトケン(ウィリアムズ)とピエトロ・フィッティパルディ(ハース)は、Q1で敗退し、18番手と20番手で予選を終えた。フィッティパルディはエンジン交換によるペナルティが確定している。
F1サヒールGPの決勝はナイトレースで行われ、12月6日(日)の26時10分(現地時間20時10分)からフォーメーションラップが行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP
バーレーンでのダブルヘッダーの2戦目は、サーキットが位置するサヒール地方から名前をとってF1サヒールGPとして開催。F1で48個目のグランプリ名となる。
1週目はインターナショナルトラックが使用されたが、2週目は全長3.543㎞の外周を利用したアウタートラックが使用される。ブレーキングを行う“コーナー”と呼べる場所は4か所となる。また、先週末のレースは日没前にスタートが切られる“トワイライトレース”だったが、今週のF1サヒールGPは日没後にスタートする“ナイトレース”で行われる。ピレリは、F1サヒールGPに先週と同じC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ハード)を持ち込んでいる。
また、今大会はドライバーラインナップにも変更がある。7回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスに感染して欠場。メルセデスは代役としてウィリアムズのF1ドライバーのジョージ・ラッセルを起用。ウィリアムズはジャック・エイトケンがF1デビュー。さらに先週末のF1バーレーンGPで大クラッシュを喫したロマン・グロージャンが欠場し、ハースF1はリザーブ兼テストドライバーのピエトロ・フィッティパルディがF1デビューを果たしている。
今季10回のポールポジションを獲得している王者ルイス・ハミルトン不在のF1サヒールGP。ポールポジションを獲得したのはメルセデスF1のバルテリ・ボッタス。初日のフリー走行では“新しい”チームメイトであるジョージ・ラッセルに両方のセッションで上回られたボッタスだが、土曜日にはうまく修正。F1史上最速となる53秒377という記録を樹立し、F1エミリア・ロマーニャGP以来となる今季5回目、通算16回目のポールポジションを獲得した。
2番手はジョージ・ラッセル。自己ベストとなる2番グリッドを獲得した。バルテリ・ボッタスとの差はわずか0.026秒。F1デビュー以来、予選でチームメイトに負けたことがなかったラッセルだが、その記録は37戦で途切れることになった(歴代3位)。メルセデスの2台がフロントローを独占するのは今季12回目。トップ10のなかでメルセデスだけがミディアムでレースをスタートする。
3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップとの差は0.056秒とこちらも僅差。フェルスタッペンはQ2でソフトでタイムを出したため、決勝は前に2台とは異なりソフトでのスタートとなる。
4番手はフェラーリのシャルル・ルクレール。FP3までは苦戦していたフェラーリだが、予選では好パフォーマンスをみせた。Q3では新品のソフトが残っていなったため、序盤に1回のアタックだけで終了したがそれでも4番グリッドを獲得した。
5番手はレーシング・ポイントのセルジオ・ペレス。そして、6番手には今季自己ベストとなるアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトが続いた。ホンダF1勢は好調でチームメイトのピエール・ガスリーも9番グリッドを獲得。しかし、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンはQ2敗退を喫して12番手で予選を終えている。
代役として今大会でF1デビューを果たしたジャック・エイトケン(ウィリアムズ)とピエトロ・フィッティパルディ(ハース)は、Q1で敗退し、18番手と20番手で予選を終えた。フィッティパルディはエンジン交換によるペナルティが確定している。
F1サヒールGPの決勝はナイトレースで行われ、12月6日(日)の26時10分(現地時間20時10分)からフォーメーションラップが行われる。
2020年 第16戦 F1サヒールGP 予選 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 53秒904 | 53秒803 | 53秒377 |
2 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 54秒160 | 53秒819 | 53秒403 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 54秒037 | 53秒647 | 53秒438 |
4 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 54秒249 | 53秒825 | 53秒613 |
5 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 54秒236 | 53秒787 | 53秒790 |
6 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 54秒346 | 53秒856 | 53秒906 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 54秒388 | 53秒871 | 53秒957 |
8 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 54秒450 | 53秒818 | 54秒010 |
9 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 54秒207 | 53秒941 | 54秒154 |
10 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 54秒595 | 53秒840 | 54秒200 |
11 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 54秒309 | 54秒026 | |
12 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 54秒620 | 54秒175 | |
13 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 54秒301 | 54秒377 | |
14 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 54秒523 | 54秒693 | |
15 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 54秒194 | ||
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 54秒705 | ||
17 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 54秒796 | ||
18 | 89 | ジャック・エイトケン | ウィリアムズ | 54秒892 | ||
19 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 54秒936 | ||
20 | 51 | ピエトロ・フィッティパルディ | ハース | 55秒426 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP