F1ポルトガルGP フリー走行3回目:ボッタス首位でメルセデスがワンツー
2020年のF1世界選手権 第12戦 F1ポルトガルGPのフリー走行3回目が10月24日(土)にアルガルベ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録した。
今シーズン、いくつかのサーキットが新しくF1カレンダーに加わったが、79番目のF1開催地となるポルティマオのアルガルベ・サーキットもそのひとつ。アルガルベ・サーキットは2008年にオープンし、高低差のある全長4.6kmのコースはテストコースとしても活用されてきた。
初日のフリー走行が各チームの事実上の初めての本格走行となった。FP1は問題なく進められたものの、本格的にマシンを煮詰めていくはずだったFP2では2回の赤旗中断が起こり、各チームはロングランができないまま初日のセッションを終えた。
土曜日も天候は晴れ。気温17度、路面温度21度のドライコンディションで60分のセッションはスタート。開始時から慌ただしいセッションになることが予想されたが、序盤はゆったりとした空気のなかで走行は行われた。
メルセデスとフェラーリは両方のドライバーは開始時からソフトタイヤを装着してタイムを出しに行く。レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤで前半を走行し、アレクサンダー・アルボンもハードで確認走行を行った後、ミディアムで走行を実施。アルファタウリ・ホンダは、両方のドライバーがハードで確認走行を行った後、ピエール・ガスリーがソフト、ダニール・クビアトがミディアムで走行するなど、チーム間でプログラムは分かれた。
30分を経過した段階でルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分16秒680をソフトで記録。2番手には0.250秒差でソフトのピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、3番手には0.548秒差でミディアムのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)という順で前半は終了。
その後、前半にショートランを実施したチームはロングラン、ロングランを実施しチームはショートランと混在。メルセデスはソフトタイヤしか使っていない。レッドブル・ホンダはフェルスタッペンがソフト、アルボンがミディアム→ソフト、アルファタウリ・ホンダはガスリーがソフト、クビアトがミディアム→ソフトとプログラムを分けた。
後半は順位やタイムにそこまで変化はなく、大きなトラブルもなくスムーズに進んだセッションだったが、残り1分を切った時点でセッションは赤旗が出て、そのまま終了。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が通過した排水溝のカバーが外れたことが原因だった。
フリー走行3回目のトップタイムはバルテリ・ボッタスの1分16秒654。ボッタスは予選までの3回のプラクティスすべてでトップに立った。2番手にはチームメイトのルイス・ハミルトンが0.026秒の僅差で続いた。
3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップのボッタスとは0.158秒、2番手のハミルトンとは0.132秒差と僅差だ。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはフェルスタッペンから0.305秒差の5番手。
4番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がアルボンを上回ってレッドブル勢に割って入り、1分16秒930をマーク。ガスリーまでが1分16秒台となり、ホンダF1勢の3台がトップ5入りを果たした。
6番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。過去数戦でフェラーリはパフォーマンスを改善させており、今週は3~4番手に速いマシンとなっている。7番手にはカルロス・サインツ(マクラーレン)、8番手にはセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)。3台の差は0.1秒以内と拮抗している。
F1ポルトガルGPの予選はこの後22時(現地時間14時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ポルトガルGP
今シーズン、いくつかのサーキットが新しくF1カレンダーに加わったが、79番目のF1開催地となるポルティマオのアルガルベ・サーキットもそのひとつ。アルガルベ・サーキットは2008年にオープンし、高低差のある全長4.6kmのコースはテストコースとしても活用されてきた。
初日のフリー走行が各チームの事実上の初めての本格走行となった。FP1は問題なく進められたものの、本格的にマシンを煮詰めていくはずだったFP2では2回の赤旗中断が起こり、各チームはロングランができないまま初日のセッションを終えた。
土曜日も天候は晴れ。気温17度、路面温度21度のドライコンディションで60分のセッションはスタート。開始時から慌ただしいセッションになることが予想されたが、序盤はゆったりとした空気のなかで走行は行われた。
メルセデスとフェラーリは両方のドライバーは開始時からソフトタイヤを装着してタイムを出しに行く。レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンがミディアムタイヤで前半を走行し、アレクサンダー・アルボンもハードで確認走行を行った後、ミディアムで走行を実施。アルファタウリ・ホンダは、両方のドライバーがハードで確認走行を行った後、ピエール・ガスリーがソフト、ダニール・クビアトがミディアムで走行するなど、チーム間でプログラムは分かれた。
30分を経過した段階でルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分16秒680をソフトで記録。2番手には0.250秒差でソフトのピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、3番手には0.548秒差でミディアムのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)という順で前半は終了。
その後、前半にショートランを実施したチームはロングラン、ロングランを実施しチームはショートランと混在。メルセデスはソフトタイヤしか使っていない。レッドブル・ホンダはフェルスタッペンがソフト、アルボンがミディアム→ソフト、アルファタウリ・ホンダはガスリーがソフト、クビアトがミディアム→ソフトとプログラムを分けた。
後半は順位やタイムにそこまで変化はなく、大きなトラブルもなくスムーズに進んだセッションだったが、残り1分を切った時点でセッションは赤旗が出て、そのまま終了。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が通過した排水溝のカバーが外れたことが原因だった。
フリー走行3回目のトップタイムはバルテリ・ボッタスの1分16秒654。ボッタスは予選までの3回のプラクティスすべてでトップに立った。2番手にはチームメイトのルイス・ハミルトンが0.026秒の僅差で続いた。
3番手はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。トップのボッタスとは0.158秒、2番手のハミルトンとは0.132秒差と僅差だ。チームメイトのアレクサンダー・アルボンはフェルスタッペンから0.305秒差の5番手。
4番手にはピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)がアルボンを上回ってレッドブル勢に割って入り、1分16秒930をマーク。ガスリーまでが1分16秒台となり、ホンダF1勢の3台がトップ5入りを果たした。
6番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。過去数戦でフェラーリはパフォーマンスを改善させており、今週は3~4番手に速いマシンとなっている。7番手にはカルロス・サインツ(マクラーレン)、8番手にはセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)。3台の差は0.1秒以内と拮抗している。
F1ポルトガルGPの予選はこの後22時(現地時間14時)から行われる。
2020年 第12戦 F1ポルトガルGP GP フリー走行2回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分16秒654 | 27 | |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分16秒680 | 0.026 | 28 |
3 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分16秒812 | 0.158 | 21 |
4 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分16秒930 | 0.276 | 24 |
5 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分17秒117 | 0.463 | 25 |
6 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分17秒229 | 0.575 | 20 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分17秒238 | 0.584 | 24 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分17秒297 | 0.643 | 17 |
9 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分17秒478 | 0.824 | 22 |
10 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分17秒666 | 1.012 | 20 |
11 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分17秒685 | 1.031 | 24 |
12 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分17秒720 | 1.066 | 29 |
13 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分17秒922 | 1.268 | 20 |
14 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分17秒935 | 1.281 | 13 |
15 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分18秒032 | 1.378 | 20 |
16 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分18秒100 | 1.446 | 17 |
17 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分18秒201 | 1.547 | 20 |
18 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分18秒287 | 1.633 | 13 |
19 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分18秒397 | 1.743 | 20 |
20 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分18秒454 | 1.800 | 19 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ポルトガルGP