アロンソのアルピーヌF1復帰説にブリアトーレ「彼はアストンマーティンで満足」

アストンマーティンF1との契約が2026年末で満了を迎えるアロンソは、現役続行か引退かを検討している最中だ。そんな中、一部では古巣アルピーヌへの“電撃復帰”の可能性が報じられているが、ブリアトーレは現時点でその可能性を否定し、アロンソは現在のチームに満足しているとの認識を示した。
アロンソの去就に注目が集まる理由
2026年限りでアストンマーティンF1との契約が満了するフェルナンド・アロンソは、2027年以降も現役を続けるか、それともF1から引退して家族との時間を優先するかを検討している。
2026年シーズン序盤のアストンマーティンF1は、AMR26の競争力不足と信頼性問題に苦しみ、ハンガリーGPまで大規模アップデートを投入しない厳しい戦いが続いた。しかし、ハンガリーGPで投入されたBスペック仕様により大きく前進し、さらに夏休み明けのオランダGPではホンダの新型パワーユニット投入も予定されている。
アロンソにとって重要な要素のひとつは、エイドリアン・ニューウェイが一から設計したマシンで戦うことだとみられている。2025年春にニューウェイがマネージング・テクニカル・パートナーとして加入して以来、本格的な成果が現れるのは2027年型マシンになると考えられている。
アルピーヌ復帰説が浮上
そうした状況の中、一部ではアロンソが2027年にアルピーヌF1へ復帰する可能性も取り沙汰されている。
アロンソは2003年から2006年までルノーで戦い、2度のF1ワールドチャンピオンを獲得。2008年から2009年にもルノーへ復帰し、さらに2021年にはアルピーヌとして再編されたチームでF1復帰を果たした。
もし実現すれば、2027年はエンストンを拠点とするチームで4度目の所属となる。
復帰説が注目される背景には、現在アルピーヌF1を率いるフラビオ・ブリアトーレの存在がある。ブリアトーレは若き日のアロンソを抜擢して世界王者へと育て上げた人物であり、現在もアロンソのマネージャーを務めている。
ブリアトーレ「現時点では何も言うことはない」
アルピーヌ復帰の可能性について質問されたブリアトーレは、現時点ではアロンソがアストンマーティンF1に満足していると説明した。
「フェルナンドはアストンマーティンで走っている」
「アストンマーティンは(ハンガリーGPでのアップデートによって)以前と比べて良い前進を果たしたように見えるし、彼はアストンマーティンで満足している」
「現時点では、その件について言うことは何もない」
「彼はアストンマーティンのドライバーであり、少なくとも今シーズン終了まではアストンマーティンのドライバーだ」
もっとも、ブリアトーレは将来的な可能性を完全に否定したわけではなく、「今のところ」と前置きしたうえで現状を説明するにとどめた。アロンソ本人が2027年以降の去就について最終決断を下すまで、さまざまな憶測は続きそうだ。
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