F1シンガポールGP フリー走行1回目 | フェルスタッペンがトップタイム
2019年のF1世界選手権 第15戦 シンガポールGPのフリー走行1回目が9月20日(金)にマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。
最終フライアウェイレースの初戦となるF1シンガポールGP。2008年にF1初のナイトレースとして開催されたシンガポールGPは、今年で12回目の開催となる。
タイトな低速コーナーが多い市街地コースのマリーナ・ベイ・サーキットは、エンジン面で劣るチームがチャンスと捉えており、例年、ハイダウンフォース仕様のパッケージを持ち込む。また、多くのドライバーが“照明映え”する煌びやかなヘルメットを着用するグランプリでもある。
ピレリは、ストリートサーキットとなるマリーナベイにC3(ハード/ホワイト)、C4(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という最も柔らかいコンパウンドを選択。レースではC3とC4のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C5は予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。
まだ日が落ちていない時間帯となる現地時間16時30分。気温32度、路面温度43.5度、湿度58.9%のドライコンディションで90分間のFP1セッションはスタートした。
街中に設置されるサーキットのため、序盤はドライバーがコーナーで挙動を乱すシーンも見られた。メルセデスはハード、フェラーリとレッドブルはソフトでセッションを開始している。
30分が経過した時点でトップに立ったのはメルセデスのルイス・ハミルトン。1分42秒412をマーク。2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが0.629秒差。そして、3番手には0.665秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、4番手にはトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが0.948秒差で続く。
残り30分に差し掛かろうとしたところで、フェラーリのシャルル・ルクレールがウォールに軽く接触した後、ギアボックスがスタックするというトラブルが発生。マシンの修復に入ったが、セッション終了までに完了せず、12周の走行で終えている。
さらにハードタイヤでロングランを実施していたメルセデスのバルテリ・ボッタスがコーナーを曲がり切れずにターン19のウォールにクラッシュ。セッションは赤旗中断となる。10分程度の中断を経て、残り17分でセッションは再開。ロングランを行うチームとショートランを行うチームが混走することになった。
フリー走行1回目のトップタイムはマックス・フェルスタッペンの1分40秒259。2番手には0.167秒差でフェラーリのセバスチャン・ベッテルが続いた。フェラーリはシンガポールに新型フロントウイングを持ち込んでおり、バック・トゥ・バックでテストを行った。
3番手には0.666秒差でメルセデスのルイス・ハミルトン。4番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが入ったが、クラッシュにより14周で走行を終えている。メルセデス、フェラーリともに1台ずつの走行とスムーズなスタートとはならなかった。
5番手にはレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン。初めてのサーキットということもあり、フェルスタッペンとの差は1.208秒となった。今後どのように仕上げていくかも注目だ。
トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが9番手、ピエール・ガスリーが10番手タイムを記録。ホンダF1エンジン勢としては全4台がトップ10入りする好スタートとなった。
F1シンガポールGP フリー走行2回目はこの後21時30分(現地時間20時30分)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1シンガポールGP
最終フライアウェイレースの初戦となるF1シンガポールGP。2008年にF1初のナイトレースとして開催されたシンガポールGPは、今年で12回目の開催となる。
タイトな低速コーナーが多い市街地コースのマリーナ・ベイ・サーキットは、エンジン面で劣るチームがチャンスと捉えており、例年、ハイダウンフォース仕様のパッケージを持ち込む。また、多くのドライバーが“照明映え”する煌びやかなヘルメットを着用するグランプリでもある。
ピレリは、ストリートサーキットとなるマリーナベイにC3(ハード/ホワイト)、C4(ミディアム/イエロー)、C5(ソフト/レッド)という最も柔らかいコンパウンドを選択。レースではC3とC4のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C5は予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。
まだ日が落ちていない時間帯となる現地時間16時30分。気温32度、路面温度43.5度、湿度58.9%のドライコンディションで90分間のFP1セッションはスタートした。
街中に設置されるサーキットのため、序盤はドライバーがコーナーで挙動を乱すシーンも見られた。メルセデスはハード、フェラーリとレッドブルはソフトでセッションを開始している。
30分が経過した時点でトップに立ったのはメルセデスのルイス・ハミルトン。1分42秒412をマーク。2番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが0.629秒差。そして、3番手には0.665秒差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、4番手にはトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが0.948秒差で続く。
残り30分に差し掛かろうとしたところで、フェラーリのシャルル・ルクレールがウォールに軽く接触した後、ギアボックスがスタックするというトラブルが発生。マシンの修復に入ったが、セッション終了までに完了せず、12周の走行で終えている。
さらにハードタイヤでロングランを実施していたメルセデスのバルテリ・ボッタスがコーナーを曲がり切れずにターン19のウォールにクラッシュ。セッションは赤旗中断となる。10分程度の中断を経て、残り17分でセッションは再開。ロングランを行うチームとショートランを行うチームが混走することになった。
フリー走行1回目のトップタイムはマックス・フェルスタッペンの1分40秒259。2番手には0.167秒差でフェラーリのセバスチャン・ベッテルが続いた。フェラーリはシンガポールに新型フロントウイングを持ち込んでおり、バック・トゥ・バックでテストを行った。
3番手には0.666秒差でメルセデスのルイス・ハミルトン。4番手にはチームメイトのバルテリ・ボッタスが入ったが、クラッシュにより14周で走行を終えている。メルセデス、フェラーリともに1台ずつの走行とスムーズなスタートとはならなかった。
5番手にはレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン。初めてのサーキットということもあり、フェルスタッペンとの差は1.208秒となった。今後どのように仕上げていくかも注目だ。
トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトが9番手、ピエール・ガスリーが10番手タイムを記録。ホンダF1エンジン勢としては全4台がトップ10入りする好スタートとなった。
F1シンガポールGP フリー走行2回目はこの後21時30分(現地時間20時30分)から行われる。
2019年 第15戦 F1シンガポールGP フリー走行1回目 結果
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分40秒259 | 22 | |
2 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分40秒426 | 0.167 | 23 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分40秒925 | 0.666 | 26 |
4 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分41秒336 | 1.077 | 14 |
5 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル | 1分41秒467 | 1.208 | 24 |
6 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分41秒812 | 1.553 | 26 |
7 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分41秒966 | 1.707 | 20 |
8 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分42秒180 | 1.921 | 19 |
9 | 26 | ダニール・クビアト | トロロッソ・ホンダ | 1分42秒305 | 2.046 | 26 |
10 | 10 | ピエール・ガスリー | トロロッソ・ホンダ | 1分42秒377 | 2.118 | 24 |
11 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分42秒527 | 2.268 | 20 |
12 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分42秒630 | 2.371 | 23 |
13 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分42秒677 | 2.418 | 15 |
14 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分42秒786 | 2.527 | 19 |
15 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分42秒791 | 2.532 | 28 |
16 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分43秒150 | 2.891 | 22 |
17 | 88 | ロバート・クビサ | ウィリアムズ | 1分43秒336 | 3.077 | 28 |
18 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分43秒369 | 3.110 | 23 |
19 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分43秒618 | 3.359 | 12 |
20 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分43秒993 | 3.734 | 29 |
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