F1 ドイツGP シャルル・ルクレール
2019年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPのフリー走行2回目が7月26日(金)にホッケンハイム・リンクで行われ、シャルル・ルクレールがトップタイムを記録。2番手にもセバスチャン・ベッテルが続き、フェラーリが1-2体制で初日のセッションを終えた。

現地時間15時。気温は46.5℃、路面温度は49.7℃まで上昇するなかで90分間のFP2セッションはスタートした。

トップタイムはシャルル・ルクレール(フェラーリ)の1分13秒449。2番手にも0.124秒差でセバスチャン・ベッテルが続き、フェラーリが両方のセッションを1-2で終え、順調な仕上がりをみせた。

3番手タイムはメルセデスのルイス・ハミルトン。トップとの差は0.146秒。4番手タイムのバルテリ・ボッタスはトップとの差が0.662秒とフェラーリと比較するとこの段階ではまだマシンが決まっていないようだ。

4番手タイムはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが記録。トップとの差は0.684秒。フェルスタッペンはセッション途中にPUにトラブルが発生してガレージで対応を迫られ、ロングランができないまま終えることになった。

そのような状況のなか、チームメイトのピエール・ガスリーが残り20分を切った時点で最終コーナーでコントロールを失ってクラッシュ。マシンの左側が大きく損傷し、ギアボックスまでダメージが及んでいる可能性がある。このクラッシュでセッションは赤旗中断となった。
ガスリーは15番手タイムで終了。レッドブル・ホンダとしてはあまりデータが取れないまま初日を終えることになった。

6番手以降は混戦。ロマン・グロージャン(ハース)、ランス・ストロール(レーシングポイント)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)と中団チームが入り乱れる展開となっている。ここまで好調だったマクラーレンはカルロス・サインツが11番手、ランド・ノリスが16番手とやや勢いのない初日となった。

トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが12番手、アレクサンダー・アルボンが14番手で初日のセッションを終えた。

F1ドイツGP フリー走行3回目は27日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。

2019年 第11戦 F1ドイツGP フリー走行2回目 結果

順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回
116シャルル・ルクレールフェラーリ1分13秒449 33
25セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分13秒5730.12430
344ルイス・ハミルトンメルセデス1分13秒5950.14630
477バルテリ・ボッタスメルセデス1分14秒1110.66230
533マックス・フェルスタッペンレッドブル1分14秒1330.68423
68ロマン・グロージャンハース1分14秒1790.73033
718ランス・ストロールレーシングポイント1分14秒2680.81632
87キミ・ライコネンアルファロメオ1分14秒4581.00933
927ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分14秒4721.02326
1011セルジオ・ペレスレーシングポイント1分14秒5181.06930
1155カルロス・サインツマクラーレン1分14秒6621.21334
1226ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分14秒8001.35139
133ダニエル・リカルドルノー1分15秒0101.56133
1423アレクサンダー・アルボントロロッソ・ホンダ1分15秒0621.61336
1510ピエール・ガスリーレッドブル1分15秒0891.64019
164ランド・ノリスマクラーレン1分15秒2471.79829
1799アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分15秒4061.95731
1820ケビン・マグヌッセンハース1分15秒4702.02128
1963ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分16秒9003.45127
2088ロバート・クビサウィリアムズ1分16秒9803.53126


このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1ドイツGP