F1 トロロッソ 本田技研工業 2018年のF1世界選手権 ホンダF1
2018年のF1世界選手権の第2回 F1バルセロナ合同テストが6日(火)にバルセロナのカタロニア・サーキットで初日を迎え、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がトップタイムをマーク。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが5番手タイムを記録した。

前週とは打って変わり、好天に恵まれたカタロニア・サーキット。開幕戦F1オーストラリアGP前の最後の4日間のプレシーズンテストがスタートした。

初日のトップタイムを記録したのはセバスチャン・ベッテル。ドライバーでは最多となる171周を走り込み、午前中にミディアムタイヤで1分20秒362をマークした。

2番手タイムはバルテリ・ボッタスが記録。午前中に86周を走行してソフトタイヤで1分20秒563を記録。午後からメルセデスはルイス・ハミルトンにドライバーを交代して91周を走行して4番手タイムを記録。メルセデスはチームとして最多の177周を走り込んだ。

3番手タイムはレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペン。トップから0.253秒差となる1分20秒649をミディアムタイヤで記録。午後にコース上でストップするトラブルがあったものの、130周を走り込んだ。

トロロッソ・ホンダはピエールガスリーがソフトタイヤで5番手タイムをマーク。トップ3に次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”の位置につけた。午後に1周しか走行していないが、ホンダのF1パワーユニットのトラブルではなく、ブレーキシステムのトラブルだった。午後からはブレンドン・ハートレーが走行するとされており、レーシングスーツにも着替えていたが、結局走行することはなかった。

トロロッソは「残念ながら、午後にブレーキシステムの問題に見舞われてしまい、修復に思ってよりも時間がかかり、54周に制限されてしまいました」と報告している。

6番手タイムのケビン・マグヌッセン(ハース)は96周を走行。ソフトタイヤで1分21秒298をマークした。

ルノーは午前中にニコ・ヒュルケンベルグが48周を走行してミディアムタイヤで7番手タイム、午後にカルロス・サインツが91周を走行してソフトタイヤで8番手タイムをマーク。合計で139周を走行した。

ウィリアムズは、セルゲイ・シロトキンが午前中に42周、ランス・ストロールが午後に82周を走行。9番手と13番手タイムでセッションを終えている。

フォース・インディアはセルジオ・ペレスが93周を走行。10番手タイムを記録した。午前からタイムを更新したのはセルジオ・ペレス以降と午後から走行したドライバーだけとなった。

ザウバーはマーカス・エリクソンが120周を走行。この日、100周超えを果たした3名のドライバーのうちの一人となった。

マクラーレンにとっては困難なスタートとなった。午前中、インスタレーションラップ後にピットレーンでストップ。4周を走行した時点でコース上に再び電気系のトラブルでストップしてこの日最初の赤旗の原因に。午後には走行を再開したものの、38周を走行した時点でターン3で再びストップ。ストフェル・バンドーンは2度の赤旗の原因となり、この日最初の走行距離で12番手タイムで初日を終えた。

2018年 F1バルセロナ合同テスト 1日目 結果

順位ドライバーチームベストタイムタイヤ周回
1セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分20秒396 171
2バルテリ・ボッタスメルセデス1分20秒596+0.20086
3マックス・フェルスタッペンレッドブル1分20秒649+0.253130
4ルイス・ハミルトンメルセデス1分20秒596+0.41291
5ピエール・ガスリートロ・ロッソ1分20秒973+0.57754
6ケビン・マグヌッセンハース1分21秒298+0.90296
7ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分21秒432+1.03648
8カルロス・サインツルノー1分21秒455+1.05991
9セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分21秒588+1.19242
10セルジオ・ペレスフォース・インディア1分21秒643+1.2473
11マーカス・エリクソンザウバー1分21秒706+1.310120
12ストフェル・バンドーンマクラーレン1分21秒943+1.55038
13ランス・ストロールウィリアムズ1分22秒937+2.54186

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーとブレンドン・ハートレー

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カテゴリー: F1 / F1レース結果