2026 F1 第2回バーレーンテスト最終日 総合結果・タイムシート

その中でシャルル・ルクレールが両テスト最速タイムを記録し、フェラーリが存在感を示した一方、アストンマーティンはわずか6周で走行を終了。赤旗やシステムチェックも挟みつつ、開幕戦メルボルンへ向けた“最後の答え合わせ”となった一日だった。
■ ルクレールが両テスト最速で締めくくり フェラーリ好感触
シャルル・ルクレールは午後にC4タイヤで1分31秒992を記録し、この日だけでなく第2回バーレーンテスト全体の最速タイムをマークした。ランド・ノリスに約0.9秒差、マックス・フェルスタッペンにも1秒以上の差をつける内容で、予選シミュレーションでの一発の速さを印象づけた。ロングランでも安定した周回を重ねており、スタート練習でも鋭い加速を披露。革新的なリアウイングのテストも継続しつつ、総合力の高さを示す形で最終日を終えた。
■ アストンマーティンは6周で終了 深刻な周回不足
アストンマーティンはランス・ストロールがインスタレーションを含めてわずか6周で走行を打ち切り。「本日のプログラムは完了した」と発表し、午後の大半をガレージで過ごした。パワーユニット関連や信頼性の問題により短いスティントしか行えず、タイム計測ラップもなし。第2回テスト全体でも総周回数は最少で、開幕前の準備不足は否めない状況となった。
■ メルセデスに赤旗 アントネッリがストップ
午前中にはアンドレア・キミ・アントネッリがコース上でストップし赤旗の原因となった。空気圧系トラブルと報告され、チームはパワーユニット交換を実施。午後はジョージ・ラッセルが担当した。テスト全体では周回数を多く重ねているが、最終日も小さくない作業が発生し、信頼性面の最終確認が続く形となった。
■ ノリスは出遅れも追い上げ ロングラン重視
ノリスは昼休みに予防的な変更作業を行った影響で、午後序盤の約2時間を失った。それでも終盤に走行を開始し、C3タイヤでロングランを敢行。周回を重ねながらデータ収集に徹し、タイムでは2番手圏内に浮上した。マクラーレンは総合的な安定感を維持しつつ、開幕戦へ向けたセットアップ確認を優先した一日だった。
■ 最終盤はスタート練習 ラッセルがポール位置
セッション終盤には赤旗後に追加フォーメーションラップを経てスタート練習が実施された。ラッセルがポール位置から好スタートを決め、ルクレールも鋭い加速で外側に並ぶ動きを見せた。一方でアウディやレッドブルはやや反応が鈍く、発進性能に課題を残す印象も。実戦さながらの確認が行われた。
■ リンドブラッドが大量周回 ルーキーとして存在感
レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドは終日走行し、最終的に150周超を記録。予選想定からロングランまで幅広いプログラムを消化し、信頼性面でも大きなトラブルなく締めくくった。ルーキーながら体力面・安定性ともに強い印象を残し、開幕戦へ向けて十分な準備を整えた。
■ 赤旗とシステムチェックで慌ただしい終盤
最終30分はレースコントロールによるシステムチェックも実施され、赤旗やVSC想定のテストが繰り返された。各車は限られた時間の中でプラクティススタートや最終確認を行い、データ収集を完了。バーレーン特有の夕暮れから夜間へのコンディション変化も体験し、実戦に近い環境でテストを終えた。
■ 2026年新レギュレーションへの適応が明暗
50/50に近づいた新パワーユニット、アクティブエアロ、細幅タイヤなど、2026年仕様への適応度が各チームで明確に分かれた最終日だった。フェラーリ、マクラーレン、メルセデス、レッドブルが接近するトップグループを形成する一方、周回不足や信頼性問題を抱えたチームは課題を残したまま終了。次にマシンがコースに出るのはメルボルンでの開幕戦となる。

2026年第2回F1バーレーンテスト 3日目 結果・タイムシート
| 順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAP |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分31秒992 | 132 | |
| 2 | 1 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分32秒871 | 0.879 | 47 |
| 3 | 6 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分33秒109 | 1.117 | 65 |
| 4 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分33秒197 | 1.205 | 82 |
| 5 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分33秒421 | 1.429 | 118 |
| 6 | 87 | オリバー・ベアマン | ハース | 1分33秒487 | 1.495 | 88 |
| 7 | 98 | ガブリエル・ボルトレト | アウディ | 1分33秒755 | 1.763 | 71 |
| 8 | 12 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス | 1分33秒916 | 1.924 | 49 |
| 9 | 41 | アービッド・リンドブラッド | レーシングブルズ | 1分34秒149 | 2.157 | 165 |
| 10 | 55 | カルロス・サインツJr. | ウィリアムズ | 1分34秒342 | 2.350 | 141 |
| 11 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分34秒352 | 2.360 | 66 |
| 12 | 31 | エステバン・オコン | ハース | 1分34秒494 | 2.502 | 82 |
| 13 | 6 | アイザック・ハジャー | レッドブル | 1分34秒511 | 2.519 | 59 |
| 14 | 77 | バルテリ・ボッタス | キャデラック | 1分35秒290 | 3.298 | 38 |
| 15 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アウディ | 1分36秒019 | 4.027 | 64 |
| 16 | 11 | セルジオ・ペレス | キャデラック | 1分40秒842 | 8,850 | 61 |
| 17 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 6 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果
