F1 バーレーンGP 予選
2013 FORMULA 1 GULF AIR BAHRAIN GRAND PRIX

1位 ニコ・ロズベルグ (メルセデスAMG)
「今日は、今シーズン初めて全てが完璧に進んだ。最高の気分だ。ポールポジションで弾みがついたように感じているし、チーム全員による偉業だ。昨日のフリー走行後もやらなければならない仕事はまだあったし、チームは状況を好転させるために忙しい夜を過ごした。今日、最速のクルマを用意してくれた彼らに感謝している。明日のレースはまた違ったストーリーだし、僕たちはそれをよくわかっている。特にリアタイヤは難しいだろう。金曜日のロングランでは他のチームの方が強かったのはわかっている。前に留まっているのは大きなチャレンジけど、先頭からスタートすることが役に立つだろう」

2位 セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「結果に失望してはいない。ニコは良くやった。力強いラップだったし、今日は彼の日だった。ラインを通過したとき、スクリーンで2番手だということを確認したけど、ラップは問題なかったのでどらくらいでポールを逃したのかはわからなかった。P1とのギャップを伝えられて、例え完璧なラップができていたとしても、今日は彼を倒すことはできなかったのは明らかだった。それでもとても満足している。予選でいくらかタイヤをセーブできたし、明日はタイヤデグラデーションが重要になるので、どうなるか様子をみてみたい。1列目からスタートするのは良いことだ」

3位 フェルナンド・アロンソ (フェラーリ)
「再び予選でうまくやれたことは本当に良いニュースだし、それが僕たちのアキレス腱だ! トップ3で終えるのは今年3度目だし、レースペースのあかげで通常日曜日の方がうまくやれるとしても、土曜日からすでにポテンシャルを最大化できていることを本当に嬉しく思う。金曜日のロングランで確認したデータによると、僕たちの一番の敵であるベッテル&レッドブルは前にいるけど、レースについては楽観的でいられるし、ロータスはグリッドの後方かもしれないけど、彼らは間違いなくうまくやってくるだろう。ハミルトンとウェバーのペナルティによってフェリペは4番手からスタートする。ルイスのメルセデスよりもチームメイトのフェラーリが隣にいた方がずっといいね! 明日までどれがベストな戦略であるかはわからないし、予測するのは不可能だ。でも、レースのベストなタイヤはハードになると思うし、週末ずっとハードが最も快適なタイヤだったことを考えれば、僕たちに有利に働くかもしれない」

4位 ルイス・ハミルトン (メルセデスAMG)※1
「僕にとっては最高の1日ではなかったけど、ニコを心から祝福したい。チームにとって2戦連続のポールポジションは素晴らしいことだし、ニコは本当にいい仕事をした。今日はペースを見つけることができなかったし、ギアボックス交換で5つグリッドを失うので、9手番スタートというタフなチャレンジになる。このようなことは起きるものだし、明日は全力を尽くすつもりだ。ポジションを上げる最高のチャンスはスタートだし、そのあとはどうなるか様子を見てみたい。タイヤデグラデーションが大きな要素になるので、とても面白いレースになりそうだ」

5位 マーク・ウェバー (レッドブル)※2
「セッションではクルマからもう少し引き出したかったし、もう少し上にいきたかったけど、ペナルティで7番手になっても世界の終わりではない。僕たちは他と異なるタイヤ戦略を採っているし、長いグランプリなので、どうなるか様子をみてみたい。明日、200戦目をスタートすることを誇りに思っている。F1に到達した若者だったとき、こんなに長くスポーツにいられるとは思っていなかった。信じられないくらい絶好調のときも厳しいときもあったけど、それが最高峰のスポーツというものだ。そのような時間を通して、僕自身、そして人生の全体について膨大なことを学んできた。スポーツのためにまだ非常に強い走りができている。まだそれをかなり楽しんでいる。ひとつの数字ではあるけど、それを記録するために良い結果を出せればいいね」

6位 フェリペ・マッサ (フェラーリ)
「今回の予選の結果にはとても満足している。Q3では、当初計画していたものと異なる方向性に進むというリスクをとるという決断によって最終的に最高の流れになったからね。ミディアムコンパウンドではトップを争えることは感じていなかった。クルマにグリップがほとんどなくて、リアにとても苦労していた。ハードタイヤではさらに低い順位になる可能性がかなり高かったけど、最も快適だと感じたタイヤのままでいることを選んだ。ウェバーとハミルトンという前の二人のドライバーのペナルティによって、上位勢とレースができる4番手までグリッドが上がる。ミディアムでスタートすることは確かにアドバンレージだろうけど、良いレースをするにはベストな戦略を見つけて、全てを完璧にこなすことが重要だ」

7位 ポール・ディ・レスタ (フォース・インディア)
「今日はQ3にチャレンジできる状態だとわかっていたし、全てのセッションで強かったと思う。トラックのグリップが上がっていくにつれて、期待していたスピードを発揮できなかったけど、それでも結果には満足している。特にグリッドペナルティで5番手には上がることにはね。明日のための素晴らしいポジションだ。クルマは強いし、昨日のロングランのパフォーマンスは、十分なポイントへの挑戦を期待できるあらゆる理由を与えてくれる」

8位 エイドリアン・スーティル (フォース・インディア)
「今日はクルマを運転するのがかなりトリッキーだったし、トラックのグリップレベルも完璧なラップを完成させるのを難しくしていた。Q3の最後のラップはもっとうまくできたと思うけど、結果にはかなり満足している。特に6番手に上げられるしね。トラックは僕たちに適しているし、僕たちは暖かい天候が好ましいので、明日は有望そうだ。2台がグリッドの良いスタートポジションにいるし、レースでは前進を目指す」

9位 キミ・ライコネン (ロータス)
「ここまでの週末は楽なものではなかったいし、簡単な予選セッションではなかった。昨日、クルマのバランスを見つけるのが難しいことがあったし、今日もそうだった。午前中は感覚は良かったし、フリープラクティスではそれほど悪くなかったけど、午後は適切なバランスを得られなかった。僕のラップも良くはなかったけど、レースは長いので、明日何ができるか見てみなければならない」

10位 ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「ここまでとても難しい週末だったけど、10位は今日の僕たちにとって力強い結果だ。チームは上位を争うことに慣れているし、Q3に進むようなことは小さなことだけど、ポジティブな差を生じることができる。でも、もちろん明日はタフなレースになるだろう。できる限りの速さでレースをするつもりだけど、僕たちにあまり期待し過ぎないで欲しい。でも、今日から得られたポジティブなこともある。ロータスを予選で上回ったし、それは思いがけないことだった。それに僕は明日新品タイヤでスタートする1番前のクルマだ。中国のようにそれはわずかな戦略的なアドバンテージをもたらすし、再びそれなりのスタートができることを期待している。僕たち二人がポントを獲得できるチャンスはあると思う。明日はチェコと僕が二人ともトップ10内でフィニッシュできたら素晴らしいね」

※1 ルイス・ハミルトン、ギアボックス交換で5グリッド降格
※2 マーク・ウェバー、次戦バーレーンGPで3グリッド降格ペナルティ

関連:F1バーレーンGP 予選:ニコ・ロズベルグがポールポジション

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カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1バーレーンGP