ロータス・ルノーGP
ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエは、2012年のドライバーラインナップを2週間以内に決定するとブラジルで述べた。

ロバート・クビサが2012年の開幕戦に間に合わないことが確実となった今、ロータス・ルノーGPは来季のあらゆるオプションを評価している。

エリック・ブーリエは、様々な戦略を検討しつつ、何名かのドライバーを考慮していると述べた。

ロマン・グロージャンとブルーノ・セナの他に、キミ・ライコネン、エイドリアン・スーティルといった経験豊富なドライバー、さらにはヘイキ・コバライネンのような他で契約を結んでいるドライバーを買い取る可能性も浮上している。

「我々は異なるシナリオを詳細に検討してきたし、ロバートのニュースを期待して待っていたので時間があった。現在、それは役員会の委ねられている」

「ドライバーが異なれば、戦略も異なる」

「数日で結論づけなければならない。今週、最大でも来週までにね」

キミ・ライコネンのウィリアムズ移籍がなくなったとされた今、ライコネンの起用の可能性はあるかと質問されたエリック・ブーリエは「キミは可能性のあるシナリオだ...皆さんが望むのであれば」とコメント。

「でも、リストは長いし、(他と)契約しているドライバーさえ含まれている。彼らには契約を解消する条項がある。なのでリストはかなり長くなっている」

ブラジルではルーベンス・バリチェロとの会談も行われたが、エリック・ブーリエはルーベンス・バリチェロを起用する可能性は低いと付け加えた。

「彼(バリチェロ)が私のところに来たのは事実だし、彼はウィリアムズが何をしているかわからないので興味をしめしており、我々は何度かメールをやりとりしている。だが、彼にはリストのトップではないのであまり期待しないよう伝えた」

またエリック・ブーリエは、ロバート・クビサの将来、特に長期的な関係を持ちたいため、マネージャーのダニエル・モレリと早急に議論の場を持ちたいと述べた。

ロバート・クビサは、すでにフェラーリと将来のプランについて協議したとの推測もあるが、エリック・ブーリエはクビサがすぐに他チームへ移籍しないことを保証した場合のみルノーでテストする機会を与えるつもりだと述べた。

「ロバートが復帰できるかどうか、そして中期的にコミットメントしてくれるかを把握する必要がある。彼がすでにどこか他で2013年のオプションを契約しているのであれば、彼にマシンを与えてテストをさせることはない」

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カテゴリー: F1 / ルノーF1チーム / ロータス