レッドブル:遺恨の残る同士討ち (F1トルコGP)

2010年5月31日
レッドブル F1トルコGP 結果
レッドブルは、F1トルコGPでマーク・ウェバーが3位、セバスチャン・ベッテルはリタイアだった。

ピットストップでセバスチャン・ベッテルがルイス・ハミルトンをかわしてワン・ツー体制でレースを進めていたレッドブル。

しかし、41周目に2番手のベッテルが、首位のマーク・ウェバーにオーバーテイクを試みて接触。ベッテルはリタイアし、ウェバーは3位でレースを終えることとなった。

レッドブル 「互いにスペースを与えるべきだった」

2010年5月30日
レッドブル
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、トルコGPでのチームメイト同士の接触に対して、どちらかに責任を負わせるのは早すぎるが、彼らはお互いにスペースを与えるべきだったと語る。

「チームはすべてを正しく行っていたので、本当にがっかりしている。我々は今日強かったマクラーレンを戦略でかわしていた」とクリスチャン・ホーナーは語る。

マーク・ウェバー 「事故の責任はベッテルにある」

2010年5月30日
マーク・ウェバー
マーク・ウェバーは、チームがほぼ掴みかけていた勝利を奪った事故の責任はセバスチャン・ベッテルにあると語る。

セバスチャン・ベッテルが、首位のマーク・ウェバーにオーバーテイクを仕掛けて接触し、ベッテルはリタイア。ウェバーはピットインを余儀なくされた。

セバスチャン・ベッテルは、事故は自分のせいではないと主張しているが、ウェバーはベッテルがあまりに早く右に曲がってきたことが事故の原因だと語る。

セバスチャン・ベッテル 「接触は僕の責任ではない」

2010年5月30日
セバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテルは、トルコGP決勝レースでのマーク・ウェバーとの事故は、自分の責任ではないと主張する。

ウェバー、ベッテルの順でレッドブルがワン・ツー体制で走行していた41周目に両者は接触。ウェバーは3番手に後退し、ベッテルはリタイアを余儀なくされた。

その接触により、マクラーレンがワン・ツー・フィニッシュを達成し、コンストラクターズランキングで首位に立った。

セバスチャン・ベッテル、ロールバーの故障に見舞われる

2010年5月30日
セバスチャン・ベッテル
セバスチャン・ベッテルは、トルコGPの予選Q3でロールバーが故障していたことをレッドブルが明らかにした。

セバスチャン・ベッテルは、予選後、Q3での左フロントブレーキについて不満を述べていた。

トラブルは、スペインGPで苦しんだブレーキトラブルが再発したとの憶測を呼んだが、レッドブルの調査により、マシンの他の部分に不具合が生じていたことが判明した。

レッドブル:7戦連続ポールポジション (F1トルコGP予選)

2010年5月30日
レッドブル F1トルコGP 予選
レッドブルは、F1トルコGPの予選で、マーク・ウェバーがポールポジションを獲得、セバスチャン・ベッテルが3番手だった。

マーク・ウェバー (1番手)
「今日はうまくいった。午前中のプラクティスで問題が生じていたので、最初のプライムでの走行が遅くなった。つまり、予選に向けて少し不利な状況だったし、理想的ではなったけど、集中しなおして準備したんだ。Q1に出ていく4分前くらいにリアに新パーツを装着したんだけど、スタッフは時間内にそれを装着するために素晴らしい仕事してくれた」

エイドリアン・ニューウェイ 「レッドブルからの移籍は考えられない」

2010年5月29日
エイドリアン・ニューウェイ
エイドリアン・ニューウェイは、レッドブルから他のチームへ移籍することは考えていないことを明らかにした。

最近、エイドリアン・ニューウェイが、レッドブルとの契約書から契約終了日の条項を削除したと報じられていた。

10年ほど前には引退も考えていたエイドリアン・ニューウェイだが、マクラーレンとの契約を更新し、その後レッドブルへ移籍。年俸は1000万ドルとも言われている。

レッドブル、トルコGPのレースではFダクトを使用せず

2010年5月29日
レッドブル Fダクト
レッドブルは、トルコGPの残りの週末でFダクトを使用しないことに決定した。

セバスチャン・ベッテルは、トルコGP金曜フリー走行でRB6にFダクトを装着したが、まだ“100%”働いていないと報告していた。

ドイツの Auto Motor und Sport は、レッドブルがトルコGPの予選とレースではFダクトを使用しないことに決めたとしている。

イアン・モーガン:インタビュー 「開発の手は緩めない」

2010年5月29日
イアン・モーガン レッドブル エンジニア
レッドブルのエンジニアリング責任者のイアン・モーガンが、レッドブルのチームクルーの仕事について語った。

ピットレーンでは、レッドブルは選手権に優勝できないと囁かれていますが?
もちろん、みんなはそう言うだろう!これまでの全ての異なるサーキットで我々のクルマはスピードを発揮している。それは頼もしいことだが、だからこそ、この先はうまく行くはずがないと誰もが考えるのだろう。もちろん、戦いは厳しくなって行くと思うが、わたしとしては、それに挑戦するのが我々の仕事だと言いたい。現在、我々のクルマは一番速いが、そのポジションをキープするために開発を続けていかなければならない。年末まで、開発の手は緩めない。
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