レッドブルF1 オーストリアGPで重量ハンディ解消狙う重要アップデート投入
レッドブルは今週末のF1オーストリアGPで、2026年シーズン2度目となる大規模アップグレードパッケージを投入する。チームにとって極めて重要な改良となるが、一気に勢力図を塗り替えるような劇的な変化は期待すべきではないようだ。

レッドブルのホームレースとなるレッドブル・リンクでは、ミルトンキーンズのチームが準備を進めてきた新パッケージがデビューする予定となっている。

マシン全体に手を加えた改良
今回のアップデートの詳細は明らかにされていないが、関係者の話では特定の領域だけでなくマシン全体に改良が施されているという。

ただし、フェラーリが投入した“逆さまウイング”のような目を引く革新的なアイデアや極端なコンセプト変更が含まれているわけではない。

今回の開発の焦点は、レッドブルがシーズン序盤から抱えていた重量問題の解消に置かれている。

開幕時点でレッドブルはトップチームの中でも最も重いマシンを走らせていたとされ、最低重量に対して約12kgの超過があったとみられている。

軽量化を完了へ
マイアミGPで投入された前回のアップデートによって、その重量超過分のおよそ半分が解消された。

そして今回のオーストリアGP向けパッケージによって残る重量ハンディキャップも取り除かれる見込みだ。

これによりレッドブルは、今後の開発を軽量化ではなく純粋なパフォーマンス向上へ集中させることができるようになる。

もちろんチームはアップグレードの効果をすぐに引き出したい考えだが、新パッケージの理解と最適化には一定の時間が必要になるとみられている。

メキース代表は慎重な見方
マイアミで投入されたアップデートは即座に一定の成果をもたらしたが、ローラン・メキース代表は今回のパッケージに過度な期待を寄せるべきではないと語っている。

「全員がこのパッケージのために非常に懸命に働いてきた」

メキース代表はそう語った。

「だが、オーストリアのパッケージだけで十分だとは考えていない。まだいくつかのステップが必要になることは分かっている」

「重要なのは、日本GP以降続けてきた差を縮める流れを維持することだ」

「以前のように4分の1秒の差について話すのではなく、それよりも小さな差について語れるようになることを期待している」

現在レッドブルはコンストラクターズランキング4位につけている。3位のマクラーレンとは52ポイント差があり、ホームレースで投入される今回のアップデートが反撃への足掛かりとなるか注目される。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1オーストリアGP