レッドブルF1技術責任者「角田裕毅はSQ2進出の力があった」 F1アメリカGP
レッドブル・レーシングのテクニカルディレクターであるピエール・ワシェは、アメリカGPスプリント予選で角田裕毅が1回のアタックしか行えなかった状況を振り返り、「もし2回目のラップを走れていれば、確実にSQ2に進出していた」と語った。

ワシェは、FP1で行われたセットアップ比較テストの結果、角田裕毅のマシンの方がよりバランスの取れた仕様だったと説明する。

「どの予選セッションでも、我々はセットアップをできるだけ低くして、マシンのパフォーマンスを最大化しようとしている」とワシェは語った。

「FP1では2台のマシンで2種類のセットアップを試したが、裕毅のセットアップの方が少し良いことがわかった。これはこのサーキットのコーナーで発生する高速域のボトミングを改善し、低速域のパフォーマンスを損なうことなくマシンの性能を引き出せたからだ」

「マックスは今日、すべてを完璧にまとめてポールを獲得した。だが裕毅は1周しか走れず、我々としては彼がマシンのポテンシャルを最大限に活かせるようにするため、体制を見直す必要がある。もし2回目のラップを走れていれば、間違いなくSQ2に進出していたと思う」

角田裕毅はFP1で有望な走りを見せていたが、スプリント予選では不運が重なり結果を残せなかった。ワシェはチームとしてその状況を改善する意向を示した。

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