レッドブルF1首脳 「ニック・デ・フリースは角田裕毅に近づいてきた」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1モナコGPでのニュク・デ・フリースのパフォーマンスに感銘を受けたようだ。

ニック・デ・フリースがアルファタウリでのF1での最初のフルシーズンが厳しいスタートを切った後、最近、ヘルムート・マルコはデ・フリースに対して苛立ちを募らせていた。

デ・フリースは何度もクラッシュを喫し、チームメイトの角田裕毅に匹敵するのに苦労したが、モナコでは無事に週末を終え、堅実な12位でフィニッシュした。

ヘルムート・マルコは、レース中盤にブレーキトラブルに見舞われた角田裕毅をなんとか破り、スクーデリア・アルファタウリにとって「最高の週末」だったとマルコは語る。

「アルファタウリにとって最高の週末だった」とマルコはMotorsportに語った。

「ニックは以前よりもはるかに裕毅に近づいていた。これこそ、私が彼に望んでいるものだ」

「裕毅もブレーキに問題が再発するまでは本当に良かった。この問題は、チームが解決しなければならないことだ。チームは頻繁にブレーキの問題を抱えている。」

ニック・デ・フリース F1 スクーデリア・アルファタウリヘルムート・マルコ 「デ・ブリースはまだ角田裕毅に挑戦できていない」

デ・フリースはF2とフォーミュラEでチャンピオンシップを制した経験があり、2022年にはメルセデスF1チームとの提携で多くのチームから出走を果たした。

昨年のモンツァでのレースデビューは、マルコがピエール・ガスリーの後任としてデ・フリースにシートを与えるのに十分なものだったが、これまでのところ、彼の努力は結果に結びつかず、アルファタウリはコンストラクターズランキングで遅れをとっている。

「裕毅に挑戦するために、すでに経験のある人を連れてこようと思っていた。だが、それはまだ実現していない」

モナコGPとスペインGPの週末は、レッドブルの評価にとって非常に重要なレースとなる。

デ・ブリースは2023年に入ってまだポイントを獲得していないが、マイアミで角田裕毅を上回った後のモナコでのパフォーマンスは、当面のシート保持に向けた重要な一歩となる可能性がある。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / スクーデリア・アルファタウリ / 角田裕毅 / ニック・デ・フリース