レッドブルF1のマックス・フェルスタッペン 「今夜は勉強が必要」
レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンは、F1オーストラリアGPのプラクティス初日が妨げられたことで、アルバート・パーク・サーキットでトラックコンディションとタイヤの状態を把握するために忙しい夜を過ごすことになると予想している。

フェルスタッペンはソフトコンパウンドのタイヤで1分18秒790を記録してFP1のトップに立ったが、RB19でスピードを上げる際にコースアウトとスピンに見舞われ、FP2の大半は滑りやすく、湿ったコンディションで行われた。

その時のことを振り返って、フェルスタッペンは 「クルマがどうのこうのというよりも、とにかくグリップが低いというのが正直なところだ。昨年からターマックが滑りやすくなっていて、タイヤのスイッチを入れるのがかなり大変だった」とコメント。

「すぐにプッシュしたいのに、なかなかできないし、今回のように中断や赤旗があると、リズムに乗ることができない」

「でも、今夜はデータを見て、明日のために何をすべきかを考えていく。正しい選択をすれば、マシンは競争力があると思う」

クリーンエアだった小さなウインドウや、さまざまな停止中にマシンがどのように感じたかを尋ねられたマックス・フェルスタッペンは「問題ないと思う」と答えた。

「タイヤの調子がいいと思えるようなウインドウには入らなかったと思うし、今夜は少し勉強しなければならないけど、大丈夫だろう」

レッドブル・レーシング F1 オーストラリアGP

一方、チームメイトのセルジオ・ペレスは、FP1でソフトタイヤで走った最初のラップでミスを犯したところで、GPSの問題で赤旗が出された。その後、FP2の開始時に雨に打ち勝って予選スタイルの走行を試みたが、失敗に終わった。

「今日はちょっと精神的に大変な一日だった。特にP2に入ると、多くの人がまだGPSデータに問題があるように感じたよ!」とFP1で3番手、FP2で7番手だったペレスはそう冗談めかして語った。

「とにかくめちゃくちゃだった。午後は1周もまともにはしれなかった。セクター1、セクター2でうまく機能しているように見えるいくつかの変更を行いましたが、実際にはあまり言うことはない」

「明日はやるべきことがたくさんあると思う。FP3でやるべきことが多すぎるので、レースはちょっと盲目的になりそうだ。面白くなるだろうね」

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