レッドブルF1、フランスGPでのホンダのF1エンジンの馬力アップを否定
レッドブルF1は、ホンダのF1エンジンが改良されたため、マックス・フェルスタッペンがF1フランスGPで勝つことができたとのメルセデスF1の主張を否定した。

ホンダF1は、ポール・リカールでマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスに新品のF1エンジンを供給したが、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは「彼らはエンジンで大きな前進を遂げた」と MTV によって語った。

しかし、レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、その主張を否定した。

「エンジンを改良することはできない。だから、私は彼が何について話しているのか分からない」とクリスチャン・ホーナーは、新型コロナウイルス時代の制限について言及した。

「我々はより薄いリアウィングを使用した。それが我々の直線速度が良かった理由だ。ホンダは素晴らしい仕事をしているが、馬力の増加は見られなかった」

理由が何であれ、ルイス・ハミルトンはレッドブルの前進に驚いた。

「彼らはストレートで突然0.3秒速くなった」とルイス・ハミルトンは語った。

「それがリアウィングだけなのか、それとも他の何かなのかを分析する必要がある」

もうひとつ説明できることは、レッドブルF1がチャンスを掴み、メルセデスF1を倒して“パワーユニット時代”にタイトルを獲得するために開発を進めている一方で、メルセデスF1が2022年に集中するために今季マシンの開発を停止していることだ。

「我々は来年に100%集中している」とトト・ヴォルフは Corriere delloSport に認めました。

「このシーズンの後には多くのシーズンがあることを覚えておく必要がある。そのため、今シーズンは、速くするためには、空力ではなく、セットアップとタイヤの作業に重点を置いている」

ポール・リカールでもうひとつメルセデスF1をおどろかせたのは、マックス・フェルスタッペンに“アンダーカット”されたことだ。

「我々は改善を続けるためにそれを検討していく」とトト・ヴォルフは認めた。

「だが、しっかりとしたレースカーができたと思うし、エキサイティングなレースを見れたのは良かった」

そして、来週からはオーストリアのレッドブルにちなんで名づけられたサーキットでエキサイティングな2連戦が開催される。

「パワーハングリーなサーキットだ」とルイス・ハミルトンは語った。

「長いストレートがあるので、似たような展開を目にする可能性がある。調整や改善ができるかどうかを確認するのに3日間ある。僕たちが完全にすべてを最大化できるならば、彼らを手こずらせることができるだろう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1フランスGP