マックス・フェルスタッペン 「ハイレーキだけが改善の要因ではない」
レッドブル・ホンダは、開幕戦F1バーレーンGPでルイス・ハミルトンに勝利を持っていかれたが、メルセデスF1のチーム代表のトト・ヴォルフは、チームが2021年の新しいルールの最大の敗者であることを恐れている。
今年、ダウンフォースを低減するためにリアタイヤ直前のフロアの一部がカットされ、リアブレーキダクトやディフューザーの寸法に変更が加えられた。
当初、これらの変更は勢力図に大きな影響を与えることはないとされていたが、メルセデスやアストンマーティンの“ローレーキ”コンセプトのマシンは戦闘力を失う結果となった。その一方でレッドブルを始めとする“ハイレーキ”のマシンは好スタートを切っている。
トト・ヴォルフは「ローレーキのマシンがハイレーキｎマシンよりも多くを失っているように見えるパターンがある」と Racingnews365 にコメント。
「でも、それが状況だ。競合他社と戦うことができるように、スイートスポットのようなものを手に入れる必要がありう」
しかし、マックス・フェルスタッペンは、今シーズンのレッドブル・ホンダをゲインを支援しているのは、レッドブルのハイレーキ哲学だけではないと述べている。
「長い間、僕たちの哲学だったわけだし、それについて指摘することはできないと思う」とマックス・フェルスタッペンは Racer に語った。
「いくつかの要因がある。昨年から僕たちは弱点がレーキだけに関係しているわけではないことを知っていた」
「エンジン面で、ホンダはエンジン全般を改善するために本当に一生懸命働いたと思う。そして、彼らは素晴らしい仕事をしたと思う」
F1バーレーンGPで決勝では負けたものの、ポールポジションを獲得して純粋なスピードでメルセデスを倒したマックス・フェルスタッペンは、ホンダF1の新型パワーユニットを称賛した。
F1でのラストシーズンに先立ち、ホンダF1は2020年型のF1エンジンではメルセデスと戦うことができなかったことを認め、まったく新しいF1エンジンを設計した。
マックス・フェルスタッペンは「彼らのターンアラウンドはかなり良好だし、エンジンに対する彼らの理解は印象的だ」と語る。
「彼らと一緒に仕事をするのも本当に楽しい。彼らは本当に情熱的で、感情的だ。僕はそこが気に入っている」
「彼らはとにかくいつも全力だ。彼らは勝ちたいと思っている。本当にそれを見ることができる」
「彼らの功績は大きい。彼らは素晴らしい冬を過ごした」
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