レッドブルF1代表 「フェラーリF1出身者がF1を運営することに心配はない」
レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、多くの元フェラーリF1出身者がF1を運営していることを心配はしていないと語る。

フェラーリF1は、全チームの中で唯一ルールへの拒否権を持っている。また、今ではFIA会長にジャン・トッド、スポーティングディレクターにロス・ブラウン、そして、2021年からはステフェノ・ドメニカリがF1のCEOを務める。

3人はすべてフェラーリがミハエル・シューマッハとともに大成功を収めていた時代の中心人物だったが、クリスチャン・ホーナーはそのようなバックグランドがあることを心配はしていないと主張する。

「もちろん、スポーツのトップエンドの顔ぶれを見れば、1990年代中盤もしくは2000年代初頭のF1のセットアップのように見える」とクリスチャン・ホーナーは認める。

「しかし、彼らが個人的にフェラーリに対して特別な偏見や愛情があるとは思わない。ステファノは彼の公平性に細心の注意を払うだろうと確信している」

実際、フェラーリF1の元チーム代表であるステフェノ・ドメニカルが、来年1月からチェイス・キャリーの後任を務めるというニュースは、先週末のソチで歓迎された。

「スポーツにとって素晴らしいことだと思う」とクリスチャン・ホーナーは続けた。「彼はいい人物の一人だ」

「彼がフェラーリのチームプリンシパルだったときに彼と競争しているが、彼は非常に誠実であると言える。彼はレーサーであり、競争相手だった。彼はビジネスを理解している」

「彼はここ数年、F1以外の商業世界で人生を過ごしてきた。彼はランボルギーニで素晴らしい仕事をしてきた。彼はF1の真の資産になると思う」

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