ディーノ・ベガノビッチ フェラーリF1で存在感「シム開発にも役立つ」

ベガノビッチは2026年レギュレーションのF1マシンを初めてドライブし、順調にプログラムを消化。使用済みミディアムタイヤからソフトタイヤへ履き替えた終盤にはペースを向上させ、トップ10圏内でセッションを終えた。
FP1後、ベガノビッチは今回の走行について大きな収穫があったと振り返った。
「今日のフリー走行には本当に満足している。マシンもパワーユニットも僕にとっては初めてだったので、最初の段階は学習してペースを上げていくことに集中していた」
「使用済みミディアムからソフトへ履き替えた時には大きな違いを感じたし、その最後のランは本当に楽しかった。セッションを通じて着実に前進できたことに満足しているし、多くの新しい経験を得ることができた」
また、フェラーリへの感謝も口にした。
「スクーデリア・フェラーリには感謝したい。こうしてマシンに乗り、このチームと仕事ができるのはいつも特別なことだ。また近いうちに同じ機会を得られることを願っている」
2026年F1マシン初走行で新たな発見
インタビューでは、2026年レギュレーション車を初めて実際のサーキットで走らせた感想を語った。
「素晴らしかった。2026年型マシン、新しいレギュレーションのクルマを初めて体験できた。シミュレーターでは1年以上前から何度も走らせていたけれど、実際のコースで走るのは初めてだった」
「とても楽しかったし、実際のマシンの感触を掴むことができた。特にパワーユニット関連では考えなければならないことが多く、何をするべきか、何をしてはいけないかを学ぶ良い機会になった」
ベガノビッチは今回の経験が、フェラーリのシミュレーター開発にも貢献できると考えている。
「非常に有益だと思う。マラネロに戻った後、シミュレーター開発に大きく役立てられるはずだ。実車とシミュレーターの相関性を確認する上で、僕を実車にもシミュレーターにも乗せることは非常に有効だと思う」

フェラーリ育成からF1へ
フェラーリ・ドライバー・アカデミー出身のベガノビッチにとって、フェラーリF1マシンでの走行は特別な意味を持つ。
「いつだって特別だ。F1マシンを運転すること自体が特別だけれど、フェラーリでそれを行うのはさらに特別なことだ」
「アカデミーで長年過ごし、F4、F3、F2とステップアップしてきた。そしてF1のフリー走行を任されるところまで来られた。本当に特別な経験だ」
フェラーリは2026年マシンに複数の新パーツを投入しており、シャルル・ルクレールは「前進は果たしたが、ライバル勢はまだかなり先を行っている」と評価。ベガノビッチの走行で得られたデータも、今後の開発に活用されることになりそうだ。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1バルセロナ・カタルーニャGP
