レッドブル・ホンダF1 「アンダーカットを仕掛けるペースはなかった」
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、F1ベルギーGPの決勝でマックス・フェルスタッペンに2回目のピットストップをさせて、メルセデスのバルテリ・ボッタスにアンダーカットを仕掛けるためのペースはなかったと語る。

アントニオ・ジョビナッツィとジョージ・ラッセルのクラッシュを除けば、ほとんど波乱のないレースで、メルセデスF1はルイス・ハミルトンが優勝、バルテリ・ボッタス2位と1-2フィニッシュを達成。特にハミルトンは完璧な午後を過ごした。

だが、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、唯一同じペース走っていたドライバーであるマックス・フェルスタッペンは、2位表彰台を獲得する可能性があったと語っている。

「レッドブルが特定の段階で我々をピットストップせざるを得ない状況に追い込んでくると思っていた」とトト・ヴォルフはコメント。

「我々はマックスの前で1.2秒しかギャップがなかったし、アンダーカットは2秒だったので、おそらく彼らは最後に我々を上回って2位を獲得できていたかもしれない」

「ルイスをピットストップさせることはできなかっただろうが、我々が1位と3位でフィニッシュするリスクはあった」

しかし、レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、それは可能ではなかったと語る。

「週末全体を見ると、スパ・フランコルシャンで我々はメルセデスに近づいていたと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「コースの特徴を見れば、メルセデスのマシンの方がよりフィットしていると思う。マックスは3位でフィニッシュしたが、メルセデスにプレッシャーをかけることがなかった」

「ミドルのセクターでは、常にダーティエアでドライブしていた。そこで時間を失ったので、トラックの最初の部分で彼らに近づくことしかできなかった。さらに、レース中に雨が予想されたため、もうダウンフォースで走行していた」

「2回目のピットストップを行ったとしたら、メルセデスはおそらく反応できなかっただろう。だが、我々にピットストップをするためのペースがなかった。リカルドの前に留るための十分な時間は18秒のリードの築くことだった。それができていれば、ボッタスにさらなるプレッシャーをかけることができていただろう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1ベルギーGP