F1 レッドブル・レーシング 中国グランプリ
レッドブル・レーシングが2009年のF1中国GPで初勝利を挙げてから10年が経過。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、上海はレッドブル・レーシングにとって常に特別な場所だと語る。

2009年のF1中国GPで、セバスチャン・ベッテルは難しいコンディションとなった上海インターナショナルサーキットでレッドブルに初優勝をもたらした。レースではチームメイトのマーク・ウェバーも2位に続き、1-2フィニッシュでチームとしては初勝利を祝った。

決勝は激しい雨によってセーフティカー先導でスタート。9周目にようやくグリーングラッグが振られた。ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、ロバート・クビサ(BMW)とヤルノ・トゥルーリ((トヨタ)のクラッシュによって導入されたセーフティカーでリードを奪われるも、それを物ともしない走りでトップでチェッカー。マーク・ウェバーもジェンソン・バトン(ブラウンGP)とのバトルを制して2位でフィニッシュした。レッドブル・レーシングにとっては、参戦5年目、74戦目にしての初優勝となった。

レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2009年のF1中国GPはレッドブル・レーシングの歴史において重要な瞬間であり、表彰台で間違った国歌が流されたとしても、チームのエンジイニアとメカニックの誇りと涙を大事にし続けていると語る。

「たとえハンドルの1つが壊れて欠けていたとしても、コンストラクターズトロフィーを受け取りに行くのは大きなことだった!」とクリスチャン・ホーナーは振り返る。

「表彰台からチームのプライド感情を見下ろし、ヘルムート(マルコ)が泣きそうになっているのを見るのは素晴らしい瞬間だった。全員が彼らが成し遂げたことを本当に誇りに思っているように見えた」

「上海は初勝利の舞台であり、レッドブル・レーシングにとって常に特別な場所だ」

今年、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーは、F1中国GPでチームにとっての60勝目を目指す。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1中国GP