F1 レッドブル・ホンダ
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ホンダのF1エンジンを獲得したレッドブル・ホンダの2019年のF1世界選手権に“最低でも5勝を挙げてマックス・フェルスタッペンがタイトルを獲得する”という目標を掲げた。

ルノーとの12年間のパートナーシップにピリオドを打ち、今年からホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル・レーシングには大きな注目が集まっている。しかし、F1プレシーズンテストではピエール・ガスリーのクラッシュに起因するギアボックス問題でマックス・フェルスタッペンともにパフォーマンスランを実施することなくサーキットを離れた。

しかし、ヘルムート・マルコは“ハイブリッド時代の我々にとって最高の冬だった”と SpeedWeek に語った。

「ピエール・ガスリーが2度クラッシュを喫したが、それでも非常に多くのマイレージを重ねることができた。ホンダが高い信頼性を発揮してくれたおかげで多くの周回数を重ねることができたし、開幕戦に向けたセットアップ作業を進めることもできた」

「第2週の終盤には新しいパーツを持ち込んだ。メルボルン仕様のね。2チームとも予定通りのテストができた。エンジン側だけでなく、シャシー側の信頼性も高かった」

ヘルムート・マルコは、レッドブル・ホンダは、2019年の序列でメルセデスを上回り、フェラーリに次ぐ2番手に位置していると自信をみせる。また、トロロッソのテクニカルディレクターを奪われた因縁のマクラーレンは、今年も後方グリッドでの戦いを展開することになるだろうと予想する。

「フェラーリがトップだ。その次が我々であり、メルセデスの前だ。その後ろには大きなミッドフィールドのグループがある。そこはかなりの接戦になるだろう」とコメント。

「マクラーレンとウィリアムズはそのグループの下だ」

2019年のF1世界選手権でのレッドブル・レーシングの目標について質問されたヘルムート・マルコは「少なくとも5勝を挙げて、自力でタイトルを獲得したい」とコメント。

また2019年は誰がチャンピオンになるとの質問には「もちろん、マックス・フェルスタッペンだ!」と答えた。

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1