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レッドブル・レーシングのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、RB15へのホンダのF1パワーユニットの統合をスイス製の時計に例えて“美しい仕上がり”だと語り、ホンダのF1エンジンはこれまででベストかもしれないと述べた。

2019年のF1世界選手権からホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシング。ホンダの2019年F1パワーユニット『RA619H』を搭載した新車RB15は、初日の走行でシャシー側にもホンダのエンジン側にも大きな問題は発生しなかった。

マックス・フェルスタッペンは、F1バルセロナテスト初日に128周を走行。トップから1.265秒差の4番手タイムとなる1分19秒426を記録。新生レッドブル・ホンダは順調なスタートを切った。

クリスチャン・ホーナーは、RB15へのエンジン設置に関連したホンダとレッドブル・レーシングの技術力を称賛した。

「パワーは支配的な要素だが、シャシーへのホンダのF1エンジンの設置はおそらくこれまでで最高の仕上がりだと言わなければならない」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「シャシーにいかに巧妙に統合されているかを見れば、本当に美しい。ホンダと協力し、エンジニアリングチーム全体がインストールという点で素晴らしい仕事をした。まるで我々のクルマにスイス製の時計が組み込まれているようだ」

レッドブル・レーシングは、冬の間にホンダのF1エンジンに関して楽観的な発言をしており、姉妹チームのトロロッソ・ホンダのチーム代表フランツ・トストは、レッドブルとホンダのコンビはレースに勝てるとの見解を示している。

「見てみてほしい。フランツが示した熱意を楽観主義を持つのは素晴らしいことだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「我々はホンダとの仕事に興奮しいている。カスタマーとサプライヤーの関係ではなく、本物のパートナーシップだ。そして、我々はすでにその恩恵を感じている」

「迅速なプロセスとはいかないかもしれないし、特効薬はない。組織がお互いの長所と相対的な弱点についてもっと知っていくにつれて、時間とともにそこは成長していくものだと思う。だが、実際、我々はそれについていかなるタイムスケールも設けていない」

「我々はすでに昨年果たした素晴らしい進歩をトロロッソで目にしている。もちろん、我々の決断は確認し、測定してきたことに基づいている。そして、ここまでは我々が目にしたすべてのことに非常に感銘を受けていると言わなければならない」

「12年で初めて我々のファクトリーで4基の完成したエンジンが与えられた。それはこれまでにはなかったことだ」

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