レッドブル、ルノーのF1エンジンに不満 「代金分の仕事をしていない」
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1ベルギーGPでマックス・フェルスタッペンがまたもエンジントラブルに見舞われたことを受け、ルノーの仕事ぶりに不満を露わにした。
F1ベルギーGPではレッドブルのダニエル・リカルドが3位表彰台を獲得した一方で、マックス・フェルスタッペンはオランダからのファンが大勢駆けつけた“ホーム”レースでわずか8周でエンジントラブルによってリタイアを強いられた。
今シーズン、マックス・フェルスタッペンは12戦で6回のリタイアを強いられており、そのうちの4戦はメカニカルトラブルが原因。マックス・フェルスタッペンは、信頼性に苦しむホンダのエンジンで戦うマクラーレンのフェルナンド・アロンソとリタイア数を争っているようだと呆れている。
クリスチャン・ホーナーは、レース後のメディア会見でエンジンパートナーのルノーがもっと良い仕事をしていれることを期待している不満を露わにした。
「ルノーは、信頼性、そして、プロラクトがあるべきものでないことを十分に理解している。これを解決するのが彼らの仕事だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「我々は代金を支払っているカスタマーだ。しかし、信頼性問題や故障など、サービスは標準以下であり、モンツァでは大量のペナルティを検討しなければならない状況だ。それは本来我々が直面すべきことではないはずだ」
2014年にF1にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以来、ルノーは、メルセデスやフェラーリに匹敵できるエンジンを作り出せていない。2015年には信頼性トラブルが多発するルノーのパワーユニットに我慢の限界を迎えたレッドブルが、他のエンジンへの変更を模索したが、有効なオファーを得られず、最終的にタグホイヤーのバッチをつけたルノー製パワーユニットでの戦いを継続している。
ルノーと懸念事項について議論する予定はあるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは、問題を解決する責任はルノー側にあると述べた。
「それはルノーの仕事だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「我々はエンジンに多額の代金を支払っている。彼らが解決すべきであり、我々が身を削っているのと同じように彼らも削るべきだ。このレベルにおいては、我々が頻繁に故障を目にしている余裕などない」
「我々はカスタマーチームであるため、すべてのセッションで何が起きているかを知るのは難しい。それでも、3チームを通した信頼性はかなり切迫している」
「スパだけでも2台に問題が起きた。クビアトは、ターボ故障、エンジン故障、そしてエンジン交換をしている。良いことではない。むしろ、最高とは程遠い状態だ。F1で競争力を発揮したいと願っているエンジンサプライヤーのレベルではない。彼らも全力を尽くしてくれている。このような問題を回避できるプロセスを配置したいと思っている」
「非常にフラストレーションが溜まっているが、大きな視点で見るべきであり、黙殺されるわけにはいかない。今は非常に大きな痛手になっている。マックスにとってはホームレースであり、非常に多くの観客が応援してくれていたので、本当につらいことだ。彼は好位置につけていたが、エンジンにやられた。非常にフラストレーションを感じることことであり、当然、彼のサポーターにとってもそうだ」
「これを変えなければならない。とは言え、残念ながらチームとして何かできるという範疇を超えている。我々のコントロールが及ばないエレメントだ。我々が手を出すことができない部分だ。私たちにできるとすればサプライヤーにプレッシャーをかけることくらいだ。どのサプライヤーに対してもそうだが、『しっかりやれ!』と言わなければならない」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ルノーF1チーム
F1ベルギーGPではレッドブルのダニエル・リカルドが3位表彰台を獲得した一方で、マックス・フェルスタッペンはオランダからのファンが大勢駆けつけた“ホーム”レースでわずか8周でエンジントラブルによってリタイアを強いられた。
今シーズン、マックス・フェルスタッペンは12戦で6回のリタイアを強いられており、そのうちの4戦はメカニカルトラブルが原因。マックス・フェルスタッペンは、信頼性に苦しむホンダのエンジンで戦うマクラーレンのフェルナンド・アロンソとリタイア数を争っているようだと呆れている。
クリスチャン・ホーナーは、レース後のメディア会見でエンジンパートナーのルノーがもっと良い仕事をしていれることを期待している不満を露わにした。
「ルノーは、信頼性、そして、プロラクトがあるべきものでないことを十分に理解している。これを解決するのが彼らの仕事だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「我々は代金を支払っているカスタマーだ。しかし、信頼性問題や故障など、サービスは標準以下であり、モンツァでは大量のペナルティを検討しなければならない状況だ。それは本来我々が直面すべきことではないはずだ」
2014年にF1にV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以来、ルノーは、メルセデスやフェラーリに匹敵できるエンジンを作り出せていない。2015年には信頼性トラブルが多発するルノーのパワーユニットに我慢の限界を迎えたレッドブルが、他のエンジンへの変更を模索したが、有効なオファーを得られず、最終的にタグホイヤーのバッチをつけたルノー製パワーユニットでの戦いを継続している。
ルノーと懸念事項について議論する予定はあるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは、問題を解決する責任はルノー側にあると述べた。
「それはルノーの仕事だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。
「我々はエンジンに多額の代金を支払っている。彼らが解決すべきであり、我々が身を削っているのと同じように彼らも削るべきだ。このレベルにおいては、我々が頻繁に故障を目にしている余裕などない」
「我々はカスタマーチームであるため、すべてのセッションで何が起きているかを知るのは難しい。それでも、3チームを通した信頼性はかなり切迫している」
「スパだけでも2台に問題が起きた。クビアトは、ターボ故障、エンジン故障、そしてエンジン交換をしている。良いことではない。むしろ、最高とは程遠い状態だ。F1で競争力を発揮したいと願っているエンジンサプライヤーのレベルではない。彼らも全力を尽くしてくれている。このような問題を回避できるプロセスを配置したいと思っている」
「非常にフラストレーションが溜まっているが、大きな視点で見るべきであり、黙殺されるわけにはいかない。今は非常に大きな痛手になっている。マックスにとってはホームレースであり、非常に多くの観客が応援してくれていたので、本当につらいことだ。彼は好位置につけていたが、エンジンにやられた。非常にフラストレーションを感じることことであり、当然、彼のサポーターにとってもそうだ」
「これを変えなければならない。とは言え、残念ながらチームとして何かできるという範疇を超えている。我々のコントロールが及ばないエレメントだ。我々が手を出すことができない部分だ。私たちにできるとすればサプライヤーにプレッシャーをかけることくらいだ。どのサプライヤーに対してもそうだが、『しっかりやれ!』と言わなければならない」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ルノーF1チーム