レッドブル F1 中国GP 優勝
レッドブルは、F1中国GPの決勝レースでセバスチャン・ベッテルが1位、マーク・ウェバーは2位だった。

レッドブルがブラウンGPの進撃をストップさせた。セバスチャン・ベッテルは、雨の難しいコンディションの中でレースを支配し、見事なポール・トゥ・ウィンを達成。昨年の雨のイタリアGPに続き、2勝目を挙げたセバスチャン・ベッテル。レッドブル・レーシングにとっては、参戦5年目、74戦目にしての初優勝となった。

チームメイトのマーク・ウェバーも2位でフィニッシュし、チーム初優勝にワン・ツー・フィニッシュで花を添えた。

セバスチャン・ベッテル (1位)
セバスチャン・ベッテル
「信じられない、本当に嬉しい。最後の10周は後ろのクルマとの距離をコントロールしながら、自分のペースもコントロールしようとしていた。全てをコントロールしようとしていたが、それは難しいことだった。フィニッシュラインを目指していたら、ある時点で集中力が切れてしまったので、その後は先のことを考えるのではなく、コーナーのひとつずつに集中するようにした。最後の2周は少しスピードを落とした。コースの端の水たまりでアクアプレーニング現象を起こしたくなかったからだ。その後は…ただ最高の結果が待っていただけだ。トロロッソで1回、レッドブルでも1回の優勝を果たすことができて最高にハッピーだ。この方向で今後も努力を続けていけることを願うよ!本当に誇りを感じているし、ハッピーだ。レースに優勝できて本当に嬉しい。レッドブルの全員が素晴らしい仕事をしてくれたおかげだ。みんなに心から感謝する。みんな本当に頑張ってくれた。チーム、そしてレッドブルにありがとうと言いたい。オーストリアのみんな、やったよ!」

マーク・ウェバー (2位)
マーク・ウェバー
「チームにとって本当に素晴らしい日だった。昨夜のメカニックたちがどんな大変だったか、みんなには想像もできないと思う。昨日は走るたびにクルマがストップしていたので、絶対にレースはフィニッシュできないとビクビクしてたんだ。だから、完走できて、こんなにポイントを獲得できたのは驚くべきことだ。オーストラリアではセバスチャンが、マレーシアではぼくがニアミスしているので、なおさら嬉しい。ミルトンキーンズのファクトリーのメンバーにとっても最高の日になった。彼らにも感謝したいし、オーストリアのレッドブルのみんなにも感謝したい。レースの最中には難しいこともあった。最初は水しぶきで前のクルマについていくのが難しかったが、レースが進行するに従ってそれは少しおさまった。2回目のセイフティカー導入の後にはジェンソンと良い戦いができた。トップを走った時には視界が信じられないほど良くて、最高にきれいだと思ったよ!それからは、できるだけ時間の遅れを取り戻すために死ぬほどプッシュした。最高だった。ジェンソンに抜き返された時はレース優勝を狙っていたので、ターン7で抜き返した。彼の意表を突く動きだったと思う。レース人生で最高のオーバーテイクだったね。今日はハッピーだよ!」

クリスチャン・ホーナー (チーム代表)
レッドブル・レーシング
「レッドブル・レーシングとレッドブルにとって最高のリザルトだ。レッドブルとMr.マテシッツがF1に力を注いでくれているのは、チームの努力と頑張りが認められているという証拠だ。レッドブルと、優勝を目指して一生懸命仕事をしてくれたミルトンキーンズのメンバーに感謝したい。信じられないリザルトだ。素晴らしいクルマ、素晴らしいチーム、素晴らしいドライバーに恵まれた。今はシングル・ディフューザーだが、今後はダブル・ディフューザー投入を予定しているので、見通しも明るい。チームの全員やレッドブルにとって非常に誇らしい瞬間だ」

ファブリス・ロム (ルノー・プリンシパルエンジニア)
「最高のリザルトだ。セバスチャンとマークは最強のコンビだ。強くクールな彼らと一緒に仕事ができて嬉しい。ルノー・チームの全員を代表して言わせて欲しい。このふたりのドライバーと仕事をすること、そしてレッドブルのF1アドベンチャーに関わることができたことを我々は非常に誇りに思っている。ミルトンキーンズ、ヴィリー、そして、メカクロームのファクトリーのメンバー全員に感謝する」

レッドブル 初優勝

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / F1中国GP