レッドブル
レッドブルは、シーズンが変わってもライバルに遅れをとっていることが明白となったルノーのエンジンに怒りを爆発させている。

昨年、メルセデスに10%のパワー差をつけられていたルノーは、今年はその差を大幅に減らす兆候を見せたものの、その一方で信頼性に問題を抱えている。

エイドリアン・ニューウェイは、ルノーエンジンの現状がすぐに改善されることはないと考えている。

「我々のエンジンがありとあらゆる欠陥を抱え、かなりの遅れをとり、トンネルの先の光が見えない状況に追い込まれていることは非常に不満だ」とエイドリアン・ニューウェイは Guardian に語った。

「こう言うこともできる。『OK、メルセデスはあんなにも優れた仕事をして、フェラーリも今は前よりよくやっている。そして、ルノーはまとめられていない』とね。しかし、同時に私が考えるのは、FIAが完全に受け身で『それは我々の問題ではない』と主張するのではなく、もう少しアクティブに動く必要があるということだ。彼らはただ手放しでいることはできない。何らかの統括がなければならない」

今季のルノーは、レッドブルが所有する2チームに完全に集中しているが、エイドリアン・ニューウェイは、ともに仕事をする関係がまだ完全とは程遠いものだと述べている。

「競争的ではない位置にいるというのは一つだが、そこに抜け出す道を見いだすことは可能だ。競争的ではないときに、パートナーが進んで関与しているように見えないのはまた別のことだ」

「正直、私にはその理由がわからない。まるで『あなたの言うことは聞いている』という話のようだ。12日間のプレシーズンテストとフィルミングデイが1日あり、その中で6つの大きな問題を抱えていた。したがって、我々のマイレージはエンジンの問題によって大きく制限された。それらのテストでトルクセンサーが計測したとおり、我々のパワーは昨年と全く同じだ」

また、レッドブルのヘルムート・マルコも今季が“退屈”なチャンピオンシップになるのではないかと予測している。

「メルセデスの優位性がさらに強くなった。つまり、退屈なシーズンになるだろうということだ」とヘルムート・マルコは Sport Bild に語った。

ヘルムート・マルコは、同じオーストリア出身でメルセデス非常勤会長のニキ・ラウダについて「ニキは素晴らしい1年を過ごすだろうが、どうにかしてメルセデス独走のシーズンの良さをアピールしなければならなくなるだろう」と皮肉った。

しかし、レッドブルが抱える闇は主にワークスエンジンサプライヤーのルノーにある。

チーム代表のクリスチャン・ホーナーは「彼らがどうやったらこんな大失敗ができるのか私にはわからない」と吐き捨てた。

「我々はおそらくメルセデスに対して100馬力は劣っている」

批判の言葉があまりにも厳しいため、レッドブルの怒りが両者の別離につながるかもしれないとの見方が多い。

しかし、ルノーの側にも言い分がある。ルノー・スポールのマネジング・ディレクターであるシリル・アビテブールは「我々は彼らの視点を理解しなければならないが、それは我々が穏やかに働く助けにならない。だが、F1では無理をし過ぎるべきではないし、我々にはまだ改善していくべき20のレースがある」と Canal Plus に述べた。

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カテゴリー: F1 / レッドブル / ルノー