ロマン・グロージャン
F1日本GPでロマン・グロージャンがまたしても1周目にクラッシュを引き起こしたことを受け、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ロータスにロマン・グロージャンを“コントロール”するよう要請した。

ロマン・グロージャンは、F1日本GPのオープニングラップのターン2でマーク・ウェバーに追突。マーク・ウェバーはロマン・グロージャンを「1周目の頭のいかれたやつ」と批判。レース後、鈴鹿のロータスのオフィスに怒鳴り込み、事故に対する怒りをぶちまけた。

クリスチャン・ホーナーも、F1ベルギーGPの1周目のクラッシュを引き起こしてF1イタリアGPを出場停止となったロマン・グロージャンを批判。この問題の収拾を図るのはロータスの責任だと述べた。

「あの事故の後、彼には鏡をよく見てもらいたい。あるいはチームが彼をもっとコントロールする必要がある。彼(グロージャン)にはそれができる能力がある。彼は明らかに速いドライバーだが、このレベルでこれほど多くの事故は受け入れられない」

「彼は本気で自問する必要がある。もしくはチームが彼と話をする必要がある。なぜなら、他人にとって危険なだけでなく、彼は途中で巻き込んだ無実の犠牲者だけでなく、自分自身とチームの多くのポイントを失っているからだ」

クリスチャン・ホーナーは、レッドブルの最大の懸念とマーク・ウェバーがこれほどまでに怒っている理由は、ロマン・グロージャンがF1イタリアGPの出場停止から何も学んでいないように見えることだと述べた。

「マークは、感情を表す権利があると思う。あれは(グロージャンの)完全な判断ミスだったと思う」

「ミスをしたときに最も重要なことはそこから学ぶことだ。一番残念なことは、事故が繰り返され、マークが大きな犠牲を払ったということだ。スパでは(ルイス)ハミルトンと(フェルナンド)アロンソが犠牲になり、今年は他にも多くの犠牲者が出ている」

「一番心配なことは、彼が自分のミスから学んでいないように見えることだ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ロマン・グロージャン / ロータス