元F1ドライバーのラルフ・シューマッハ ゲイであることをカミングアウト
元F1ドライバーで、7度のF1チャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハの弟であるラルフ・シューマッハが、ある男性と交際中であることをインスタグラムで明らかにした。

ラルフ・シューマッハは、パートナーと腕を組んで沈む夕日を眺める写真をインスタグラムに投稿した。キャプションには「人生で最も素晴らしいことは、すべてを共有できる適切なパートナーがそばにいることだ」と書かれている。

ラルフ・シューマッハは同性愛関係にあることを認めた最初のF1ドライバーであり、友人や家族、そしてF1内部から多大な支援を受けている。

F1は、数年にわたり、LGBTQIA+コミュニティのさらなる包括性と多様性の推進に取り組んできました。

親友で女優のカルメン・ガイスは、元トヨタのF1ドライバーの投稿は解放感を与えるものだと述べた。ガイスは、彼のインスタグラム投稿に先立って、カミングアウトの可能性について彼と話し合ったと語った。

「彼は長い間真剣に考え、今では誇りと自信を持ってその決断を下した勇気ある決断でした」とガイスはコメントした。

「彼のカミングアウトは個人的な勝利であるだけでなく、彼がついに恐れや恥を感じることなく本当の自分を生き、愛することができるようになったことの証でもあります」

ミック・シューマッハ氏の息子デビッドもすぐにコメントし、父親の決断を称賛した。

「本当に心地よく、安心できる相手をようやく見つけることができてとてもうれしい」と現在ADAC GTマスターズに参戦するデビッド・シューマッハはコメントした。

「男性であろうと女性であろうと、僕はお父さんを100%応援していますし、幸運を祈っている。おめでとう」

ラルフ・シューマッハは1997年から2007年までF1で活躍した。6回のグランプリ優勝を果たし、現在はドイツのテレビ局でF1アナリストとして働いている。

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カテゴリー: F1 / ラルフ・シューマッハ