キミ・ライコネン 「アロンソと交代したフェラーリF1に恨みはない」
キミ・ライコネンは、2021年の最終戦F1アブダビGPでF1キャリアに終止符を打つ。

2001年にザウバーでF1デビューを果たしたキミ・ライコネンは、2007年にフェラーリF1に移籍して最初のシーズンでF1ワールドチャンピオンを獲得した。

2000年代初頭にミハエル・シューマッハが5回のタイトルを獲得した直後だったが、キミ・ライコネンの勝利は重要だった。14年後、ライコエンはまだフェラーリF1でチャンピオンシップを勝ち取った最後のドライバーのままだ。

だが、F1ワールドチャンピオンになったことでキミ・ライコネンに何か違いはあったのだろうか?

「人生が変わったとは思わない。人々はおそらく僕に対して違った見方をしていると思う。彼らは異なった質問をして、違ったものを期待していたけど僕の人生自体が変わったようには感じなかった。なぜ変わるのか?」

「ただ違う結果だった。人々は違った見方をするかもしれないけど、率直に言って、違った見方をするのはあまり良い理由からではないと思う。僕がどういう意味で言っているのか分かるよね?」

「ペドロ(セブリア/アルファロメオのプレスオフィサー)が優勝しても、僕は別の見方をすることはないだろう。彼は同じ男だろうね。確かに、フェラーリと両方のチャンピオンシップに優勝したとき、イタリアでは非常に情熱的だ。それでも、それは文句を言うことではない」

フェラーリF1は2010年のドライバーとしてフェルナンド・アロンソと契約したため、2年後の2009年の終わりに、キミ・ライコネンはF1を離れることになった。

しかし、キミ・ライコネンは恨みはないとし、フェラーリとの関係の強さの証拠は、2012年と2013年にロータスで2年間過ごした後、2014年にチームに復帰したことからも現れている。

「フェラーリとの関係において、ずっと人々と良い関係を築いていると感じていた。それは重要なことだ」とキミ・ライコネンは語った。

「明らかに彼らには理由があった。でも、僕はそれについて話すことに興味がないし、問題もない」

「当時にもいつも言っていたけど、去ることにとてもハッピーだった。F1のすべての政治とくだらないことにうんざりしていたので、2~3年離れることができて良かった。それがなければ、良くも悪くも僕は今日ここにはいないだろう」

「僕が彼らについて悪いことを言い始める理由はある? 彼らは彼らが望む人を車に乗せるすべての権利を持っていた。そして、僕たちは良い状態で離れたと思う」

「もちろん、少しまあまあの人もいたけど、気にはしないていない。彼らには自分の考えがあるし、僕を完全に台無しにしようとしたわけではない。問題はない」

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ