F1 キミ・ライコネン
フェラーリのキミ・ライコネンは、F1イタリアGPの表彰台でのブーリングは“あまり気持ちのいいものではない”と語り、F1はそのような行為をする場ではないと考えている。

F1イタリアGPでは、ルイス・ハミルトンがキミ・ライコネンから逆転で勝利を収めて今季5勝目を挙げ、セバスチャン・ベッテルとのポイント差を30ポイントまで拡大した。

熱狂的なフェラーリファンであるティフォシは、表彰台セレモニーの間、ライバルであるルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスにブーキングを浴びせた。

ルイス・ハミルトンは、「それを利用して、ネガティブをポジティブなパワーに変えた」と主張し、ブーキングに肩をすくめた。

ルイス・ハミルトンとの長いバトルのあとに2位表彰台に終わったキミ・ライコネンもライバルを擁護した。

「全員に好きなように振る舞う権利はあると思うけど、あまり気持ちのいいものはない」とキミ・ライコネンは Crash.net にコメント。

「そのようなものが起こるべきではないと思うけど、もちろん、僕が決めることではない。それは起こったし、それが人生というものだ。でも、あまり気分のいいことではない」

元フェラーリのCEOであるルカ・ディ・モンテゼーモロは、ティフォシのルイス・ハミルトンへのブーイングに“うんざりした”と BBC に語り、ハミルトンを“素晴らしいチャンピオン”だと称えている。

ブーリングは、セバスチャン・ベッテルが勝利を収めたルイス・ハミルトンの母国グランプリであるF1イギリスGPでも起こっていた。また、レースをリードしているベッテルが単独クラッシュでリタイアで終えたF1ドイツGPでは、マックス・フェルスタッペンのファンからベッテルに罵声が浴びせられていた。

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カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ / F1イタリアGP