ポルシェ
ポルシェは、近い将来F1に参戦するよりもル・マン参戦の可能性が高いと述べた。

昨年末、ポルシェのマティアス・ミューラー社長は、F1参戦には他のシリーズにはない「障害」があると述べていたが、FIAが2013年の新しいエンジン規約にゴーサインを出したことで、フォルクスワーゲンのモーターレーシング責任者を務めるハンス・ヨアヒム・シュトゥックは「フォルクスワーゲン・グループが参戦する可能性のある条件は整った」と述べていた。

しかし、マティアス・ミューラー社長は、しばしば言及されるようなポルシェやアウディを含めたフォルクスワーゲン・ブランドのF1参戦よりも、他により現実的な路線があると主張した。

「(F1に)魅力的な面があることは確かだ」とマティアス・ミューラー社長は Automobil Revue にコメント。

「しかし、別の側面もある。F1は(他のシリーズに比べて)成功が予測しにくいが、非常に高価だ」

マティアス・ミューラー社長は、ポルシェにとってはル・マンのLMP1カテゴリーへの参戦がより実現性のある目標だと述べた。

「必ずしもアウディに対抗する必要はないが、必要であればそうするし、(フォルクスワーゲン)グループ内の2つのブランドがレースで戦うことになる」

「つまりグループの勝利が増えるということだ」

マティアス・ミューラー社長は全てのフォルクスワーゲン・ブランドが「今後のモータースポーツ戦略において足並みを揃えるべき」だと主張した。

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カテゴリー: F1 / ポルシェ / ル・マン24時間レース