F1 オーストリアGP
ピレリは、2019年 F1オーストリアGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。

ピレリは、レッドブル・リンクにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)と前戦フランスGPと同じコンパウンドを選択。決勝ではハードもしくミディアムのいずれか1セットを使用されなければならない。

ピレリによると、F1オーストリアGPで最速の戦略はミディアム-ハードと繋ぐ1ストップ戦略。この場合、14~20周目がピットストップのウインドウとなる。

2番手に最速の戦略はソフト-ハードと繋ぐ1ストップ戦略。この場合は12~16周目がウインドウとなる。

全ドライバーが新品のハードを1セットずつ残している。

決勝スターティンググリッドでは、ポールポジションのシャルル・ルクレール(フェラーリ)がソフト、2番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がミディアムでスタート。2列目のバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンもミディアムでのスタートとなる。

暑くなることが予想される決勝。1コーナーを制するのは誰か。ルクレールがリードした場合、タイヤがどれくらい持ち、ピットストップの間に2番手にいるドライバーがどれだけのマージンを築けるかが勝負を握ることになりそうだ。

マリオ・イゾラ (ピレリ カーレース責任者)
「メルセデス勢とマックス・フェルスタッペンが明日のレースをミディアムタイヤでスタートし、フェラーリとグリッドの他のトップ10はより速いソフトでスタートすることで、すでに戦略面は居弓深く分かれている。それらの戦略がどのように展開するかがレースの鍵となる。ここまでソフトタイヤでさえグレイニングは出ておらず、先週のポール・リカールよりも効果的なレースタイヤのように思われる。だが、昨日のフリープラクティスが中断されたことで、チームは完全なデータを集められていない可能性があり、また別の興味深い要因となっている。本日も路面温度は非常に高く、明日もそうなると予想している。だが、金曜日に少数のドライバーに問題を引き起こした風は少なく、より直接的なセッションとなった」

2019年のF1世界選手権 第9戦 オーストリアグランプリ

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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1オーストリアGP