2019年 F1スペインGP:各ドライバーのタイヤ選択
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ピレリは、2019年のF1世界選手権から新しいタイヤ命名システムを導入。ドライコンパウンドは7種類から5種類への削減され、最も硬いものをC1(コンパウンド1)、最も柔らかいものをC5(コンパウンド5))と名付け、各レースでハード(ホワイト)、ミディアム(イエロー)、ソフト(レッド)として配分する。
カタルニア・サーキットで開催される第5戦スペインGPではC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)を選択。これは2018年のハード、ミディアム、ソフトに相当する。
レースではC1とC2のいずれか1セットを使用されなければならない。また、C3は予選Q3で使用しなければならない。残りの10セットはチームが自由に選択できる。
3強チームであるメルセデス、フェラーリ、レッドブルはタイヤ選択が大きく分かれた。
レッドブル・ホンダは、C3タイヤを最も少ない7セット。C2が4セット、C1が2セットとマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーはセット数とした。
対照的にフェラーリはC3タイアを最も多い9セット選択。セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールでC1とC2のセット数を分けている。
メルセデスは、その中間となるC3タイヤを8セット選択。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスででC1とC2のセット数を分けている。
トロロッソ・ホンダは、ダニール・クビアトがC3を8セット、C2を4セット、C1を1セット、アレクサンダー・アルボンがC3を8セット、C2を3セット、C1を2セットとメルセデスと同じ選択となっている。
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カテゴリー: F1 / ピレリ / F1スペインGP