ピエール・ガスリー、スランプ脱出に手応え 「大きな前進を果たした」
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F1オーストリアGPを周回遅れの7位という不甲斐ない成績で終えたことでピエール・ガスリーの評価は急落。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ガスリーのパフォーマンスは“受け入れられるものではない”と批判していた。
しかし、F1イギリスGPでピエール・ガスリーは挽回を見せ、週末を通してチームメイトのマックス・フェルスタッペンに匹敵するパフォーマンスを披露。レースではフェルスタッペンに接触があったものの、初めてチームメイトよりも上位フィニッシュとなる4位でレースを終えた。
「オーストリアの後、何が起こっていたのかを理解するために多くのミーティングを行った」とピエール・ガスリーはコメント。
「深刻なものではなかったけど、単純に小さなことがたくさん積み重なっていた。幸いなことに、僕たちはここで大きな前進を果たすことができた」
「シーズンのベストリザルトを達成できたし、フェラーリとも良いバトルができた。表彰台にたどり着くにはまだ何か特別なものが必要ではあるけど、自分のレースには満足している」
レッドブルのF1チーム代表っを務めるクリスチャン・ホーナーも、ピエール・ガスリーがシルバーストンで不振から脱却したと考えている。
「彼は週末を通して完璧な仕事をした。オーストリアで起こったことっはオーストリアに捨ててきたようだね」とクリスチャン・ホーナーは微笑んだ。
「シルバーストンに到着すると、かれはすぐにチームメイトのやってることを気にせずに自分の仕事に集中していた。そうだね、彼は良いパフォーマンスを発揮したと思う」
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