ヴィタリー・ペトロフ
ヴィタリー・ペトロフが、2010年のルノーF1チームのドライバーになった喜びを語った。

ヴィタリー、ルノーF1チームのドライバーとして発表されたばかりですが、興奮しているに違いありませんよね・・・
うん、本当にそうだよ! 僕にとって非常に長い冬だったし、他のドライバーが次々と契約にサインするのを見るて、むしろ非常にナーバスになっていた。でも、いつか僕の番がくるとずっと信じていたし、今、やっとそれが現実的になってルノーF1チームに感謝したい。2003年にフォーミュラ・ルノー2.0を初めてドライブしたとき、いつかF1でルノーのドライバーになるなんて想像できなかったので、本当に夢が叶ったようだ。今はコックピットに座って、F1カーで最初のラップを行うのが待ちきれない。最高の気持ちになると確信しているよ。

ロバート・クビサと働くことを楽しみにしていますか?すでに彼を知っていますか?
ここ数年のロバートのF1での進化を見てきたし、彼は本当に素晴らしい男だ。僕たちは二人とも東ヨーロッパ出身だし、ラリーやアイスレーシングが好きなんだ。だから、僕にとってロバートはほぼ完璧なチームメイトだよ。彼はすでにF1に4年間いるし、レースに勝っているので、彼から多くのことを学べると確信している。ロバートは、僕をチームに加入させることに熱心だったことを知っているし、彼のサポートに感謝したい。

体力面や精神面の両方で、新しいシーズンにどのように備えますか?
体力面は、フィットネストレーニングは僕の生活の一部なので簡単だし、すでに十分に調子が良いと感じている。問題がないように、ルノーでフィットネストレーナーと一緒に首を作り上げる作業をもっとやらなければならないかもしれない。精神面はチャレンジングだ。自分がF1ドライバーだと認識するにはまだ時間がかかるだろうし、それはバーレーンのグリッドになるだろうからね。また、F1でレースをする初のロシア人なので、多くの興味と期待がかかるだろう。注目になれるには十分に時間があるし、シーズンのために準備するので心配はしていないよ。準備を確実にするためにチームを知って、みんなと密接に作業するために今後4週間はテストセッションが特に重要になる。

今年最も楽しみにしていることは何ですか?
ウェットレースやストリートレースを本当に楽しみにしている。僕はロシアでラリースプリントとアイスレーシングの競争でレーシングキャリアを始めたので、滑りやすいコンディションが落ち着くんだ。また、バレンシアではGP2レースで水たまりのあるトラックでスリックタイヤでスタートして初めて優勝した。でも、まずはF1マシンが雨の中でどんな感じかを調べてみる必要があるね。

今年の目標はなんですか?
シーズンを通してこの成功したチームとロバートから出来る限り多くのことを学ぶことだ。ここにいることをとても誇りに思っているし、出来る限り最高の仕事をしたい。テストが始まったときにR30が他チームと比較してどの位置にいるかを判断することになるので、目標を設定するにはまだ早過ぎるよ。僕が言えるのは、出来る限りロバートに接近することにトライして、できればチームのために定期的にポイントを獲りたいということだ。

関連:
ルノー、R30を発表 - 2010年1月31日
ルノー R30 (主要諸元)

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カテゴリー: F1 / ヴィタリー・ペトロフ / ルノーF1チーム