ヴィタリー・ペトロフ、父親が撃たれて死亡との報道…スチュワードを辞任 / F1ポルトガルGP
元F1ドライバーのヴィタリー・ペトロフは、“個人的な死別”により、F1ポルトガルGPのスチュワードの役割を辞任した。

以前にルノーとケータハムでF1に参戦したロシア出身のヴィタリー・ペトロフは、F1ポルトガルGPで初めてスチュw-アドに選出されていた。しかし、FIA(国際自動車連盟)は個人的な死別によりペトロフが辞任したことを発表した。

ロシアメディアによると、彼の父である実業家のアレクサンドル・ペトロフがヴィボルグ市で射殺されたと報じている。アレクサンドル・ペトロフは、モータースポーツでおなじみの顔であり、彼は息子のキャリアに多くの時間と労力を費やしていた。

残りの週末はフォーミュラEのセーフティカードライバーを務めるブルーノ・コレイアが代役としてスチュワードを務める。

「FIAは、個人的な死別により、2020年のF1ポルトガルGPのドライバースチュワードであるヴィタリー・ペトロフが週末の残りの期間、彼の任務を継続しないことを確認します」とFIAの声明で述べた。

「FIAはヴィタリーとご家族の悲しみはいかばかりかと拝察致します」

「FIA フォーミュラE選手権とFIA WTCRのセーフティカードライバーであるブルーノ・コレイアとがポジションを引き継ぎます」

ヴィタリー・ペトロフはF1で57回のスタートを切り、ロータス・ルノーGPに所属した2011年のF1オーストラリアGPで表彰台を獲得。キャリア通算で64ポイントを獲得している。

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