セルジオ・ペレス 「ノリスを激しくディフェンスしなったのは判断ミス」 / レッドブル・ホンダ F1ポルトガルGP 結果
レッドブル・ホンダF1のセルジオ・ペレスは、2021年のF1世界選手権 第3戦 F1ポルトガルGPの決勝で4位入賞を果たした。

4番グリッドからスタートしたセルジオ・ペレスは、カルロス・サインツ(フェラーリ)の後方5番手にポジションを落とす。セーフティカー後のリスタートからすぐにサインツをパスしたものの、その先でランド・ノリス(マクラーレン)に先行され、5番手のままでの走行となる。

ルイス・ハミルトンがピットインしたことで、ペレスは首位に浮上。50周以上にわたってタイヤを持たせてリードを守ったが、ハミルトンにパスを許した直後にピットインし、ソフトタイヤに交換。これで4番手に戻ったペレスは、ファステストラップをマーク。そのタイムは破られたが、4位をキープしてフィニッシュした。

「今日は忙しない展開になった」とセルジオ・ペレスはコメント。

「ランド(ノリス)にはリスタート後の4コーナーでオーバーテイクされてしまったけど、全輪がコースの外に出ていたように見え、その後ポジションを戻してくれるだろうと思ったため、あまり激しくディフェンスしなかった。ただ、最終的にはそのような形にはならなかった。僕の判断ミスだったし、そのせいでランドの後ろでしばらく抑えられてしまう形になり、レースを失ってしまった部分があったと思う」

「彼を抜いたときのペースはよかったけど、その時点で前のマシンとは大きな差がついてしまっていた。その後は他のマシンと少し違うことをしようと考え、セーフティカー出動を待つためにできるだけタイヤ交換を引き延ばしたけど、結果としては4位が最大限の結果だったと感じている」

「ここまで確実に前進しているし、走行を重ねればもっとよくなるだろうと思っている。もちろんまだまだ改善すべき部分はあるけど、それもプロセスの一つだし、次のバルセロナでもハードワークを続けていく。今週もメルセデスとは僅差だし、シーズンを通して激しい戦いが続いていくと考えている。サーキットごとに彼らの方が速い場所と僕たちの方が速い場所があると想定しているけど、どのレースも集中して努力を続けていく」


2021年 F1ポルトガルGP 決勝 結果
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
3.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
4.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
5.ランド・ノリス(マクラーレン)
6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
7.エステバン・オコン(アルピーヌ)
8.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
9.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
10.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
11.カルロス・サインツ(フェラーリ)
12.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
13.ランス・ストロール(アストンマーティン)
14.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
15.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
16.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
17.ミック・シューマッハ(ハース)
18.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
19.ニキータ・マゼピン(ハース)
DNF.キミ・ライコネン(アルファロメオ)

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カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1ポルトガルGP