レッドブル・ホンダF1特集:セルジオ・ペレス 『11』のトリビア
レッドブル・ホンダF1は、2021年からチームに加入したセルジオ・ペレスの『11』のトリビアを公開した。
F1デビューから『11』シーズン目を迎えている “チェコ” ことセルジオ・ペレスの知られざる部分を知ってもらうべく、カーナンバー『11』のメキシコ出身トップドライバーのトリビアを『11』個紹介した。
01.ゴルフ好き
チェコは英国に渡った17歳でゴルフと出会って以来、このスポーツを楽しんでいる。F1シーズン中は月1回もコースに出られないが、ハンディキャップ18を維持している。
「友人に練習場へ連れて行ってもらったのが最初だね。それからすぐにクラブを揃えた。シーズン中はほとんどプレーできなくて、せいぜい10回くらいだ。でもシーズンが終われば週に2回はコースに出ているよ。大好きなんだ」
02.最初の自動車で事故
チェコが最初に手に入れた自動車は、兄と姉がドライブしていたシボレー車だったが、チェコのあとは引き継がれなかった。
「サッカーの試合に出る予定だったんだけど、スパイクを忘れてしまったので自宅へ戻ったんだ。急いでいたから逆車線に出ようとしたんだけど、ちょうど正面から自動車がやってきて衝突してしまったのさ。僕の車は壊れてしまい、父が処分してしまった。でも、兄と姉と僕で乗ったんだから十分だよね」
03.株価を毎日チェック
チェコが起床後にまずチェックするアプリは「CNBC」だ。チェコはこの米国のテレビ局ネットワークNBCが提供する株価とビジネス専用アプリで毎日株価の値動きを確認している。
「株価の変動を見るのが好きなんだ。株もいくつか所有しているしね。毎日チェックするようになると、様々な感情を得ることになる。嬉しい1日があれば、最悪の1日もある。レーシングと同じで、自分が何をするかよりもどこで終えるかが重要なんだ。というわけで、僕は株が好きだ。投資は良いことだと思うよ」
04.チームプリンシパルの家に財布を忘れた
チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーに夕食へ招かれたチェコは、財布をホーナー家に忘れて帰ってしまった。中身が手つかずで戻ってきたのかどうかを尋ねると、チェコは質問には答えず、次のように回答した…。
「クリスチャンの家を出てすぐにメキシコへ戻ったんだ。それから数日後にクリスチャンから電話がかかってきて、財布を忘れていったことを教えてもらったんだけど、その時まで気付いていなかったんだ。でも、問題なかったよ。彼にはしばらく会わない予定だったから、無駄遣いをしなくて済んだ。結果オーライだね」
05.マドリードが第2の故郷
チェコはキャリアを通じて様々な場所を訪れているが、その中から住んでみたい国・都市を教えてもらった。
「ひとつ選ぶならスペインのマドリードになるね。大好きなんだ。スペインの文化はメキシコの文化にとても良く似ている。F1から引退したあとは、まずは故郷のメキシコ・グアダラハラにしばらく帰ると思う。妻も同郷だからね。でも、そのあとはグアダラハラとマドリードを行き来する生活になるんじゃないかな」
06.完全に異なるキャリアを選んでいた可能性があった
現時点のチェコからはこの可能性は一切考えられないが、「F1ドライバーになっていなかったら?」という質問に対して、チェコは次のように回答している。「銀行員か弁護士になっていたと思う。どちらもアドレナリンが分泌される仕事だと思うし、株とも似ている。つまりはレーシングに似ているんだ」
07.LAギャラクシーのサポーター
チェコはメキシコのサッカークラブ、クラブ・アメリカのサポーターだが、米国MLSのLAギャラクシーを2番目に応援している。なぜなら、友人のメキシコ代表FWのハビエル・エルナンデス(チチャリート)が所属しているからだ。
「チチャもグアダラハラ出身だから共通の友人が多いし、彼がマンチェスター・ユナイテッドへ移籍してヨーロッパへ渡ったのと僕がF1キャリアをスタートさせたのは丁度同じ頃だった。同郷の友人と一緒にキャリアを築けていけたのはとても良かったね」
08.チャリティーを主宰
チェコは2012年に故郷グアダラハラで、社会的弱者、特に子供たちを助けることを目的としたチャリティー団体『The Checo Pérez Foundation』を設立した。本人はこのチャリティー団体をとても誇りに思っている。
「自分よりも不運な人たちに手を差し伸べられることができてとても嬉しい。チャリティー団体として長年に渡り色々なことを成し遂げてきた。たとえば、3年前の大地震でも、復興に多くの力を割いた。家屋を失った人たちのために家屋を提供したんだ。自分の団体がやってきたことをとても誇りに思う」
09.ロールモデルはいなかった
「プロドライバーを目指すきっかけになったアイドルはいなかった」と振り返るプロドライバーは少なくないが、チェコもそのひとりだ。「ロールモデルは特にいなかったね。仕事と生活で成功を収めている人全員が尊敬の対象だった」
10.移動時の荷物は必要最低限
移動時に必ず験を担ぐF1ドライバーがいれば、移動時に必ず何か特別なアイテムを持ち歩くF1ドライバーもいる。しかし、チェコが移動時に用意するのは必要最低限だけだ。
「レースのために移動する時はパスポートとスマートフォンしか持っていかない。僕の前のトレーナーは “財布、電話、パスポート、あとは要らない!” と言っていたけれど、彼と同じさ。これだけで十分だ」
11.カーナンバー11はサッカーヒーローから拝借
プロドライバーの多くはカーナンバーに強い拘りを持っているが、チェコも同じだ。
「カートを始めた頃、僕がサポートしているサッカークラブ、クラブ・アメリカに名選手がいた。イバン・サモラーノさ。彼はその頃の僕のアイドルで、背番号が11だった。だから、その番号をカーナンバーに選んだんだ」
カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / ホンダF1
F1デビューから『11』シーズン目を迎えている “チェコ” ことセルジオ・ペレスの知られざる部分を知ってもらうべく、カーナンバー『11』のメキシコ出身トップドライバーのトリビアを『11』個紹介した。
01.ゴルフ好き
チェコは英国に渡った17歳でゴルフと出会って以来、このスポーツを楽しんでいる。F1シーズン中は月1回もコースに出られないが、ハンディキャップ18を維持している。
「友人に練習場へ連れて行ってもらったのが最初だね。それからすぐにクラブを揃えた。シーズン中はほとんどプレーできなくて、せいぜい10回くらいだ。でもシーズンが終われば週に2回はコースに出ているよ。大好きなんだ」
02.最初の自動車で事故
チェコが最初に手に入れた自動車は、兄と姉がドライブしていたシボレー車だったが、チェコのあとは引き継がれなかった。
「サッカーの試合に出る予定だったんだけど、スパイクを忘れてしまったので自宅へ戻ったんだ。急いでいたから逆車線に出ようとしたんだけど、ちょうど正面から自動車がやってきて衝突してしまったのさ。僕の車は壊れてしまい、父が処分してしまった。でも、兄と姉と僕で乗ったんだから十分だよね」
03.株価を毎日チェック
チェコが起床後にまずチェックするアプリは「CNBC」だ。チェコはこの米国のテレビ局ネットワークNBCが提供する株価とビジネス専用アプリで毎日株価の値動きを確認している。
「株価の変動を見るのが好きなんだ。株もいくつか所有しているしね。毎日チェックするようになると、様々な感情を得ることになる。嬉しい1日があれば、最悪の1日もある。レーシングと同じで、自分が何をするかよりもどこで終えるかが重要なんだ。というわけで、僕は株が好きだ。投資は良いことだと思うよ」
04.チームプリンシパルの家に財布を忘れた
チームプリンシパルのクリスチャン・ホーナーに夕食へ招かれたチェコは、財布をホーナー家に忘れて帰ってしまった。中身が手つかずで戻ってきたのかどうかを尋ねると、チェコは質問には答えず、次のように回答した…。
「クリスチャンの家を出てすぐにメキシコへ戻ったんだ。それから数日後にクリスチャンから電話がかかってきて、財布を忘れていったことを教えてもらったんだけど、その時まで気付いていなかったんだ。でも、問題なかったよ。彼にはしばらく会わない予定だったから、無駄遣いをしなくて済んだ。結果オーライだね」
05.マドリードが第2の故郷
チェコはキャリアを通じて様々な場所を訪れているが、その中から住んでみたい国・都市を教えてもらった。
「ひとつ選ぶならスペインのマドリードになるね。大好きなんだ。スペインの文化はメキシコの文化にとても良く似ている。F1から引退したあとは、まずは故郷のメキシコ・グアダラハラにしばらく帰ると思う。妻も同郷だからね。でも、そのあとはグアダラハラとマドリードを行き来する生活になるんじゃないかな」
06.完全に異なるキャリアを選んでいた可能性があった
現時点のチェコからはこの可能性は一切考えられないが、「F1ドライバーになっていなかったら?」という質問に対して、チェコは次のように回答している。「銀行員か弁護士になっていたと思う。どちらもアドレナリンが分泌される仕事だと思うし、株とも似ている。つまりはレーシングに似ているんだ」
07.LAギャラクシーのサポーター
チェコはメキシコのサッカークラブ、クラブ・アメリカのサポーターだが、米国MLSのLAギャラクシーを2番目に応援している。なぜなら、友人のメキシコ代表FWのハビエル・エルナンデス(チチャリート)が所属しているからだ。
「チチャもグアダラハラ出身だから共通の友人が多いし、彼がマンチェスター・ユナイテッドへ移籍してヨーロッパへ渡ったのと僕がF1キャリアをスタートさせたのは丁度同じ頃だった。同郷の友人と一緒にキャリアを築けていけたのはとても良かったね」
08.チャリティーを主宰
チェコは2012年に故郷グアダラハラで、社会的弱者、特に子供たちを助けることを目的としたチャリティー団体『The Checo Pérez Foundation』を設立した。本人はこのチャリティー団体をとても誇りに思っている。
「自分よりも不運な人たちに手を差し伸べられることができてとても嬉しい。チャリティー団体として長年に渡り色々なことを成し遂げてきた。たとえば、3年前の大地震でも、復興に多くの力を割いた。家屋を失った人たちのために家屋を提供したんだ。自分の団体がやってきたことをとても誇りに思う」
09.ロールモデルはいなかった
「プロドライバーを目指すきっかけになったアイドルはいなかった」と振り返るプロドライバーは少なくないが、チェコもそのひとりだ。「ロールモデルは特にいなかったね。仕事と生活で成功を収めている人全員が尊敬の対象だった」
10.移動時の荷物は必要最低限
移動時に必ず験を担ぐF1ドライバーがいれば、移動時に必ず何か特別なアイテムを持ち歩くF1ドライバーもいる。しかし、チェコが移動時に用意するのは必要最低限だけだ。
「レースのために移動する時はパスポートとスマートフォンしか持っていかない。僕の前のトレーナーは “財布、電話、パスポート、あとは要らない!” と言っていたけれど、彼と同じさ。これだけで十分だ」
11.カーナンバー11はサッカーヒーローから拝借
プロドライバーの多くはカーナンバーに強い拘りを持っているが、チェコも同じだ。
「カートを始めた頃、僕がサポートしているサッカークラブ、クラブ・アメリカに名選手がいた。イバン・サモラーノさ。彼はその頃の僕のアイドルで、背番号が11だった。だから、その番号をカーナンバーに選んだんだ」
カテゴリー: F1 / セルジオ・ペレス / レッドブル・レーシング / ホンダF1