2008年F1日本GPのサポートレースとしての開催が決まったスピードカー(画像)
2008年 F1 日本GPのイベント概要が発表され、サポートレースとして「スピードカーシリーズ」が開催されることが明らかになった。

10月に開催される「2008年 FAI F1世界選手権 フジテレビジョン 日本グランプリ」。そのイベント概要が発表になり、サポートレースとして、元F1ドライバーなどの参戦が見込まれる「スピードカーシリーズ」が国内で初めて開催されることになった。

スピードカーシリーズは、中東とアジアで開催されるストックカー(パイプフレームシャシーにエンジンを積み、FRPのボディを乗せたレーシングカー)のワンメークレースシリーズで、2007年に設立された。

2008年1月〜4月にUAE(2回)・インドネシア・マレーシア・バーレーンで行われた初シーズン(全5大会10戦)は、片山右京やジャン・アレジ。ジャック・ビルヌーブといった元F1ドライバーや、ルマン23時間レースなどで活躍したドライバーなどが参戦している。

スピードカーのレースは、1大会で2回の決勝が行われ、2回目のスターティンググリッドは1っかいめの決勝の上位10台が逆になる「リバースグリッド公式」が採用され、200km以内の距離または45分間を無給油で争う。エンジン、シャシー、タイヤが同一、かつ単独テストが禁じられるほか、シリーズ中に各ドライバーが使用できるマシンは開幕時のくじ引きで決められるなど、イコールコンディションが徹底されている。

スピードカーシリーズの賞金は総額300万ドルで、1位60万ドル、2位30万ドル、3位27万ドルのほか、全ドライバーに賞金が授与される。

F1日本グランプリは10月10日(金)に行われる第1回目のフリー走行を皮切りに、10月12日(日)の決勝レース(13時30分スタート9まで3日間の日程で行われる。サポートレースには、スピードカーの他に、「ポルシェカレラカップジャパン」と「ネッツカップヴィッツレース」が予定されている。

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カテゴリー: F1 / F1関連 / F1日本GP