野田樹潤、2022年から参戦のWシリーズのアカデミードライバーに選出…元F1ドライバー野田英樹の娘
野田樹潤(Juju)は、2022年から参戦するWシリーズのアカデミードライバーに選出され、『W Series Academy Team』から参戦することが発表された。

元F1ドライバーの野田英樹の娘である16歳の野田樹潤は、2022年から女性だけのレースシリーズであるWシリーズに参戦することが決定。この度、所属チームとともにWシリーズのアカデミードライバーとしてサポートを受けることが発表された。

Wシリーズの最年少ドライバーとなる野田樹潤は、フィリピン出身のビアンカ・ブスタマンテと『W Series Academy Team』に所属。すべてのモータースポーツ分野における若い女性の才能の育成をサポートするWシリーズのアカデミープログラムの一環として、今後、2シーズンをWシーリーズで戦う。

野田樹潤とビアンカ・ブスタマンテは、シーズンを通して専任のエンジニアが付き、ドライビングスキルとレースクラフトを磨くための集中的な指導とコーチングを受ける。二人は、フィットトネス面、栄養面、メディアトレーニング面のサポートを受け、公式メディアイベント、自己宣伝や事故啓発を支援するコミニュティアウリートプログラムでWシリーズをサポートする。

東京出身の野田樹潤は、3歳でカートのレースを始め、10歳になる前にF4カーを運転。2年後、彼女は初めてF3マシンを運転し、14歳で2020年デンマークF4選手権に参戦して1勝とさらに3つの表彰台を獲得。2月にスペインのカタルーニャ・サーキットで行われた2022年のプレシーズンテストでWシリーズのマシンでデビューし、16歳でWシリーズでレースをする史上最年少のドライバーになる。

Wシリーズのレーシングディレクターを務めるデイブ・ライアンは「Wシリーズは世界で最も才能のある女性レーシングドライバーに機会を与えることを目的としている」とコメント。

「我々は、ビアンカとJujuの進歩をしばらくの間フォーローしてきた。彼女たちが生のスキルを持っていることはわかっていたが、今年のプレシーズンテストに参加してチームと協力して以来、彼女たちは車での一貫性と学習意欲も示している」

「我々は彼女たちに2年間のWシリーズのレースシートと専任のレースエンジニアを与えることで信頼を示した。そして、今、彼女たちは懸命に働き続け、それに応える責任がある。そうすれば、彼女たちはWシリーズで素晴らしいことを成し遂げ、さらにモータースポーツのはしごを上るチャンスがある」

野田樹潤は「私はまだ若いですが、すでに長い間レースをしていて、Wシリーズでキャリアの次のステップに進む準備ができています」とコメント。

「過去に多くのWシリーズのレースを見てきましたが、水準は非常に高いですし、これは絶好の機会です。Wシリーズがモータースポーツの女性のためにやろうとしていることを本当に気に入っています」

「これらの車はすべてが新しいので、何を期待できるかわかりませんでしたが、プレシーズンシーズンテストはスピードを上げるのに役立ちましたし、自分自身を準備するために肉体的および精神的に一生懸命トレーニングしました」

「プレッシャーは感じていません。とにかく、うまくやりたいと思っています。そして、人々が私に与えてくれたすべてのサポートに感謝しています」

「マイアミでシーズンが始まるのが待ちきれません。10月の日本グランプリでホームの観客の前でレースをするのを楽しみにしています。鈴鹿でレースをしたことがないので、とても特別な週末になると思います。全力を尽くすつもりです」

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