F1
F1チームが、来週シュツットガルトでF1の将来について議論する予定だと海外メディアが報じている。

今週、ニューズ・コーポレーションとフィアットを通じてフェラーリの株式を所有しているイタリアの投資会社エクソールは、共同でF1買収を計画していることを正式に認めた。

イタリアの Autosprintは、マクラーレンとメルセデスといったチームの関与も「十分に考えられる」と報道。

現在のコンコルド協定は2012年末で切れるが、元F1チームオーナーのエディ・ジョーダンは、これからも多くの「駆け引き」が行われると考えている。

報道によると、シュツットガルトの会議にはフェラーリ、マクラーレン、メルセデス、レッドブルが参加するとされ、Daily Telegraph の記者トム・キャリーは後者3チームは「彼ら自身がコンソーシアムに加わる可能性について調査する」可能性があると述べている。

フェラーリの広報は水曜日、親会社のフィアットの関連会社であるエキソールが、F1買収に関与しているというニュースについてコメント。

「現時点では直接関与していないので、ノーコメントです」

「我々が繰り返せるのは、すでに過去に言っていますが、フェラーリは長期的な安定性とF1の発展を確実するすることの重要性を強調するということだけです」

マクラーレンのマーティン・ウィットマーシュは「将来F1を所有するのが、現在の所有者や新しい所有者であっても、これまでのようにチームがより結束することが重要だと思う」と Sky News にコメント。

コンコルド協定について、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリはより高いレベルの交渉に進める準備が整えっていることを示唆している。

「まもなく何かが起こりそうだが、現時点では静かだ」とステファノ・ドメニカリは Auto Bild に述べた。

フェラーリは、空力開発を強調する現在のF1の状態に批判的な姿勢をみせている。

「F1が将来メーカーの興味を惹くには、モーターレーシングのあらよる要素が、平等であることを確実にする必要がある」

またステファノ・ドメニカリは、F1が「すべての重要なマーケット」でレースを開催することが重要であり、「常に規約を変更する」べきではないと付け加えた。

F1チームは2012年以降、ヨーロッパの会場の復活、チケット価格の減少、若いオーディエンスのためのメディアプラットフォームの現代化といった規約を計画していると Autosprint は伝えている。

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カテゴリー: F1 / F1関連