F1関連の2009年05月のF1情報を一覧表示します。

FOTA、予算キャップの受け入れは拒否

2009年5月31日
FOTA 予算制限は拒否
FOTAの全9チームが、暫定的なエントリーを提出し、FITAとF1チームとの対立は緩和されたようにみえたが、実際は、F1チームが予算キャップ案を受け入れたわけではない。

フェラーリのチーム代表であるステフェノ・ドメニカリは、FOTAはマックス・モズレーの予算制限コンセプトを受け入れることは「絶対にない」と主張する。

29日(金)、FOTAを除名されたウィリアムズを除くF1チームは、209日に2010年のF1世界選手権へのエントリーを提出したが、このエントリーは2010年規約の改定を条件としており、FIAがエントリーを自動的に承認するわけではない。

マーチ、2010年F1にエントリー

2009年5月31日
マーチ CG891 (1989年)
マーチが、2010年のF1世界選手権のエントリーを提出したことが明らかになった。

現在マーチの名称権を保有するアンドリュー・フィットンが、FIAに2010年F1世界選手権のエントリーを提出。申請がFIAに受理された。

マーチ・エンジニアリングは、現FIA会長のマックス・モズレー、アラン・リース、グラハム・コーカー、ロビン・ハードによって1969年に設立された。マーチという名称は、上記創業者4名の頭文字に由来する。

全F1チームが2010年F1エントリーを提出

2009年5月30日
F1 2010年 エントリー
既存の全てのF1チームが2010年のF1選手権にエントリーを提出したことをFOTAが発表した。

ただし、今回のエントリーは暫定的なものであり、6月12日前の新しいコンコルド協定への同意、2009年に基づくレギュレーション、同一の監査機関などの実現などを条件としている。

またFOTAチームは、新規F1チームのF1参戦を支援するシステムを生み出すことを宣言している。

ローラ、2010年F1エントリーを提出

2009年5月30日
ローラ F1
ローラは、2010年のF1世界選手権へのエントリーを提出したことを発表した。

英国ハンティングドンに拠点を置くローラは先月、FIAがF1への予算制限の導入を発表したあと、F1復帰の意思を表明していた。

2010年のエントリーが締め切られる29日(金)に、ローラは正式にエントリーを提出したことを発表した。

デビッド・リチャーズ、2010年のF1エントリーを提出へ

2009年5月29日
デビッド・リチャーズ F1参戦
デビッド・リチャーズが、2010年F1参戦に向け、英国のバンベリーで準備を整えた。

ベネトン、B・A・Rでチーム代表を務めていたデビッド・リチャーズは、水曜日の夜まで続いたバーニー・エクレストンとの議論のあと、29日(金)の締め切りまでに正式なエントリーを提出することを明らかにした。

デビッド・リチャーズのチームは、マクラーレン・メルセデスと結びつくと思われており、まずはプロドライブとして参戦し、2012年にはアストンマーチンになるとされている。

FOTA、新規F1参戦チームを支援することで合意

2009年5月29日
F1チームとFOTAが歩み寄りをみせる
F1チームからなる組織FOTAは、2010年にF1に新規参入するチームを援助するために技術的なパートナーシップのシステムを提案することで合意した。

29日の2010年のF1エントリーの締め切りを前に、FOTAは新チームを援助することでFIAは合意した。FOTAは、この妥協案が新F1チームが予算キャップを大きく超えた資金供給なしに初年度を戦えると期待している。

Google、F1にスポンサーとして参入か

2009年5月28日
Google ラリー・ペイジ F1 モナコGP
Googleが、F1チームのスポンサーになるとの噂が浮上している。

Google の創業者であるラリー・ペイジは、先週のマクラーレンのタイトルスポンサーであるボーダフォンのゲストとしてモナコGPを訪れた。

興味深いのは、ラリー・ペイジは、現在ブラウンGPのスポンサーをしているヴァージンのリチャード・ブランソンと交友関係があること。

F1:2010年はカスタマーカー容認か

2009年5月28日
実質レッドブルのカスタマーカーで参戦するトロ・ロッソ
FIAとF1チームの予算キャップ論争の落とし所として、カスタマーカーが容認されることになるかもしれない。

FIAは、2010年からF1に4,000万ポンド(約58億円)の予算制限を導入しようとしているが、既存F1チームの希望は1億ユーロ(約132億3,000万円)とされており、その乖離は大きい。

27日(水)にロンドンでの会議を終えたFOTAは、モナコでFIAのマックス・モズレー会長が提案した妥協案を受け入れることで最終的に合意したとされている。

新規F1参戦チーム、コスワースとの契約を進める

2009年5月26日
コスワース F1
2010年F1に向け、4チームがコスワーストからカスタマーエンジンの供給を受けるための前払い金を支払ったという。

現在、FIAが推進する2010年からの予算制限案に対して、既存参戦チームがF1撤退をちらつかせるなか、FIA主導のもとで来年からコスワーヅがF1へ復帰する予定である。

USF1チームのピーター・ウィンザーは、2010年F1へのエントリーを行うには、エンジンサプライヤーとの契約の添付が必要なことを明らかにした。
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