日産自動車 フォーミュラE
日産は、フォーミュラEに参戦する車両のカラーリングを3月に行われるジュネーブモーターショーで公開することを明らかにした。

日産は、日系自動車メーカーとして初めて、2018年12月頃から開幕するシーズン5から「ABB FIA フォーミュラE選手権」にデビューする。参戦に先駆けて、日産は、3月に開催されるジュネーブモーターショーで車両のカラーリングを公開。ドライバーやチーム体制などの詳細については今年後半に発表すると述べた。

シーズン5以降、フォーミュラEでは、第2世代となる新たなシャシーとバッテリーのコンビネーション、そして新規に公認されるパワートレインを使うことになるため、これまでのようなレース中の車両の乗り換えはなくなる。すでに第2世代の新型マシンは今年1月に公開されており、その未来的なルックスが反響を呼んでいる。

電気自動車(EV)技術のグローバルリーダーである日産の参戦は、同選手権の新たな技術規則導入のタイミングと重なる。また、クルマがエネルギーをどのように使い、どのように走り、そして社会とどのようにつながっていくのかを変えていこうとする日産のアプローチ、『ニッサン・インテリジェント・モビリティ』を高いパフォーマンスで表現する。日産は世界で最も売れているEV「日産リーフ」のメーカーであり、2017年10月にはさらに進化したゼロ・エミッション車、新型「日産リーフ」の発売を開始している。

日産は2015年にFIA 世界耐久選手権(WEC)にエントリーし、ル・マン24時間レースに出場した際には、2台のマシンにSUPER GTの23号車にも採用するレッド、3台目には日産R90CKをイメージしたブルーのカラーリングを採用。フォーミュラE参戦時にはどのようなカラーリングが施されるのか注目だ。

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カテゴリー: F1 / 日産 / フォーミュラE