ニコラス・ラティフィ 鈴鹿F1史に爪痕を残したコースミスと今季初入賞 / F1日本GP
ウィリアムズF1のニコラス・ラティフィは、F1日本GPの金曜フリー走行で鈴鹿サーキットでコースを間違えて最終シケイン手前の旧ピットレーン入り口を曲がってしまい切り返すという記憶に残るシーンを提供した。

F1 TV放送では、ニコラス・ラティフィが車を非難しているように見えるラジオクリップが流れたが、彼は今、それが自分のミスだったことを正直に告白した。

「最終的には僕のミスだったんだけど、テレビで放送された無線は実際のものより少し遅れていた」とニコラス・ラティフィはF1日本GP予選後にメディアに語った。

「完全に僕のせいだったのですが、エンジニアからいくつか指示があった。もう1周するはずだったんだけど、土壇場でボックスすることになった。そのため、ステアリングホイールで変更していて、下を向いていた。見上げると、ターンが見えた。もちろん、それは正しいターンではなかった!」

「でも、まだ適切な周回を重ねていなかったし、まだトラックに慣れているところだったので、曲がってしまった。基本的に、右ターンだったので、すぐには気づきなかった。随分と急なターンだったし、車はアンダーステアのまま直進し続けた」

「すぐにラジオで『ああ、あそこで何が起こっているの?』と言ったけど、その後、これは間違ったターンであり、はるかに遅いターンであることに気付いた」

「僕の間違いだった。面白いミスだよね! でも、ラジオのメッセージは少し歪んでいる」

確かに珍しいミスだったが、少なくともニコラス・ラティフィはそれについて笑う能力は持っているようだ。

「トレーナーに少しからかわれたけど、悪意のあるものはなかったし、不快なものでもなかったよ」とニコラス・ラティフィは語った。


そんなニコラス・ラティフィは、決勝で9位入賞を果たし、今シーズン初ポイントを獲得。セーフティカーが引っ込むと同時にインターミディエイトに交換するという作戦が見事に当たった。

「序盤は赤旗と遅延でかなりトリッキーだった。インターに交換するためにすぐにピットインするという正しい決断をしたことは、前のマシンをジャンプさせる上で重要だった」とニコラス・ラティフィはコメント。

「最後はフロントタイヤにかなり苦戦したけど、持ちこたえてシーズン初ポイントを獲得できてとてもうれしい。 全体として、チームのために本当にうれしいし、士気を高めるのにとても良い結果だ」

今シーズン限りでウィリアムズF1チームを退団することが決まっているニコラス・ラティフィは、最初で最後の鈴鹿サーキットになるかもしれないが、その歴史にしっかりと爪痕を残した。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ニコラス・ラティフィ / ウィリアムズ / F1日本GP