武藤英紀
武藤英紀がインディカー合同テストに参加。初日の感想を語った。

インディカー・シリーズ参戦3シーズン目を迎える武藤英紀は、勝てる体制を求めてニューマン・ハース・ラニガン・レーシングへと移籍。

名門チームでの本格的な走行が初めてだった武藤は、ベストタイムこそ1分11秒2212=平均時速116.258マイルで10番手だったが、タイムや順位以上の好感触を67周の走行でつかんでいた。

武藤英紀 (ニューマン・ハース・ラニガン・レーシング)
「インディカーに乗るのは、昨年の11月にセブリング・インターナショナル・レースウェイでテストをして以来だった。3カ月ぶりの走行だったこともあって、スピードアップに少々時間がかかったけれど、ニーマン・ハース・ラニガン・レーシングのマシンは非常にフィーリングがよかった。走行初日の終わりには、自分を担当するレースエンジニアのマーティン・パレとのコミュニケーションのレベルも高まった。彼はアンドレッティ・グリーン・レーシングにいたこともあるので、前から知っている間柄だ。一日を終え、とても満足している。去年までのチームとは仕事の進め方や考え方など、いろいろな面が違っている。それにひとつずつ確実に慣れていっている。ニーマン・ハース・ラニガン・レーシングではセットアップもひとつひとつをじっくりと詰めていき、答えをひとつずつ出すスタイル。時間がかかる場合もあるが、今日乗ったマシンは自分が今まで乗ってきた中で最もトラクションがあった。マシンに大きなポテンシャルがあると感じることができた。たくさんのコーナーと多くのアップダウンを持つバーバーのコースも好きだ。走っていて楽しいし、挑戦のしがいもある」

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カテゴリー: F1 / 武藤英紀 / インディカー