MotoGP:ホンダ 第6戦 スティリアGP 予選レポート
中上貴晶が初のフロントロー獲得。アレックス・マルケス17番手、カル・クラッチロー18番手、ステファン・ブラドルは21番手
MotoGP 第6戦スティリアGPの予選が8月22日、レッドブル・リンクで行われ、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)がすばらしい走りを見せて予選2番手。初のフロントローを獲得した。初日のフリー走行から好調だった中上は、2日目のFP3でさらにタイムを短縮し総合3番手でQ2進出を果たした。
その後に行われたFP4は、ほぼ決勝レースと同じ時間帯に行われるため非常に重要なセッションとなるが、このセッションでもトップタイムをマーク。連続ラップでも1分24秒から25秒台前半で周回し、好調をアピールした。
迎えたQ2では、1回目のアタックで1分23秒602と自己ベストを更新する好タイムで暫定ポールポジション(PP)タイムをマーク。その後、ポル・エスパルガロ(KTM)にかわされ2番手へとダウン。逆転PPに挑んだ2回目のアタックでは、セクタ-2、セクター3とベストタイムを更新したが、セクター4でロスタイム。1回目のベストタイムを更新できず2番手となった。惜しくも初PP達成とはならなかったが、決勝では念願の初表彰台獲得に挑む。
MotoGPクラス5戦目を迎えるルーキーのアレックス・マルケス(Repsol Honda Team)は、FP3で転倒を喫し、タイムを更新できず総合21番手にダウン。しかし、Q1ではベストタイムを更新し17番手グリッドを獲得した。決勝では、第3戦アンダルシアGPの8位をしのぐベストリザルトに挑む。
カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、FP3でタイムを更新し16番手へとポジションを上げたが、Q1では思うようにタイムを短縮できず8番手に終わり、18番手グリッドが確定した。ケガで欠場のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)の代役として3戦目となるステファン・ブラドルは、セッションごとにタイムを短縮したが、気温も路面温度も上昇したQ1ではタイムを更新できず21番手グリッドが確定した。決勝では、3選手ともに追い上げのレースに挑む。
今大会は予選3番手につけたヨハン・ザルコ(ドゥカティ)がピットスタートのペナルティを科せられたことから、アレックス・マルケス、カル・クラッチロー、ステファン・ブラドルは、それぞれ16番手、17番手、20番手グリッドから決勝に挑む。
中上貴晶(MotoGP 2番手)
「今日はとてもうれしいです。MotoGPクラスで初めてのフロントローを獲得しました。ポールポジションまでもう少しでしたが、ポールポジション争いをするとは思ってもいませんでした。レースウイークを通してマシンのフィーリングはとてもいいので、フロントローを獲得できてよかったです。決勝は今日とは違う戦いが待ち受けています。しかし、準備はできています。表彰台争いをする自信はあります。もし優勝争いをするチャンスがあればチャレンジしますが、まずは表彰台に上がることです。この調子でがんばります」
アレックス・マルケス(MotoGP 17番手)
「午前中のFP3で軽い転倒をしてしまいました。高速でしたが、それほど大きい転倒ではありませんでした。セッティングの少し違うセカンドマシンをトライしましたが、思っていたようなフィーリングではありませんでした。もう1台はダメージを受けていたので、FP3はタイムを更新することができませんでした。金曜日はいいフィーリングがあったので、今日の結果は残念でした。FP4はマシンのフィーリングを取り戻そうとがんばりました。Q1では少し前進できましたが、同じようなスピードを再現することはできませんでした。明日のウォームアップでは、いいフィーリングを取り戻し、コーナー進入などマシンが得意な部分でプッシュできるようにしたいです」
カル・クラッチロー(MotoGP 18番手)
「今日も難しい一日でした。状況を改善するためにがんばりました。昨日より少しはよくなったと思いますが、残念ながらアタックしているときはフィーリングが変わり、いいラップタイムを出すことができませんでした。明日はいいスタートを切り、予選で僕の前にいるライダーたちとバトルがしたいです。今夜、チームとデータを分析して明日の決勝に挑みたいです」
ステファン・ブラドル(MotoGP 21番手)
「どの方向性に進むべきかを知るために、先週末に比べてセッティングをかなり変えました。明日はもっとポジションを上げられることを願っています。やるべきことはたくさんあります。引き続き仕事に取り組みます。決勝は全力でがんばります」
カテゴリー: F1 / MotoGP
MotoGP 第6戦スティリアGPの予選が8月22日、レッドブル・リンクで行われ、中上貴晶(LCR Honda IDEMITSU)がすばらしい走りを見せて予選2番手。初のフロントローを獲得した。初日のフリー走行から好調だった中上は、2日目のFP3でさらにタイムを短縮し総合3番手でQ2進出を果たした。
その後に行われたFP4は、ほぼ決勝レースと同じ時間帯に行われるため非常に重要なセッションとなるが、このセッションでもトップタイムをマーク。連続ラップでも1分24秒から25秒台前半で周回し、好調をアピールした。
迎えたQ2では、1回目のアタックで1分23秒602と自己ベストを更新する好タイムで暫定ポールポジション(PP)タイムをマーク。その後、ポル・エスパルガロ(KTM)にかわされ2番手へとダウン。逆転PPに挑んだ2回目のアタックでは、セクタ-2、セクター3とベストタイムを更新したが、セクター4でロスタイム。1回目のベストタイムを更新できず2番手となった。惜しくも初PP達成とはならなかったが、決勝では念願の初表彰台獲得に挑む。
MotoGPクラス5戦目を迎えるルーキーのアレックス・マルケス(Repsol Honda Team)は、FP3で転倒を喫し、タイムを更新できず総合21番手にダウン。しかし、Q1ではベストタイムを更新し17番手グリッドを獲得した。決勝では、第3戦アンダルシアGPの8位をしのぐベストリザルトに挑む。
カル・クラッチロー(LCR Honda CASTROL)は、FP3でタイムを更新し16番手へとポジションを上げたが、Q1では思うようにタイムを短縮できず8番手に終わり、18番手グリッドが確定した。ケガで欠場のマルク・マルケス(Repsol Honda Team)の代役として3戦目となるステファン・ブラドルは、セッションごとにタイムを短縮したが、気温も路面温度も上昇したQ1ではタイムを更新できず21番手グリッドが確定した。決勝では、3選手ともに追い上げのレースに挑む。
今大会は予選3番手につけたヨハン・ザルコ(ドゥカティ)がピットスタートのペナルティを科せられたことから、アレックス・マルケス、カル・クラッチロー、ステファン・ブラドルは、それぞれ16番手、17番手、20番手グリッドから決勝に挑む。
中上貴晶(MotoGP 2番手)
「今日はとてもうれしいです。MotoGPクラスで初めてのフロントローを獲得しました。ポールポジションまでもう少しでしたが、ポールポジション争いをするとは思ってもいませんでした。レースウイークを通してマシンのフィーリングはとてもいいので、フロントローを獲得できてよかったです。決勝は今日とは違う戦いが待ち受けています。しかし、準備はできています。表彰台争いをする自信はあります。もし優勝争いをするチャンスがあればチャレンジしますが、まずは表彰台に上がることです。この調子でがんばります」
アレックス・マルケス(MotoGP 17番手)
「午前中のFP3で軽い転倒をしてしまいました。高速でしたが、それほど大きい転倒ではありませんでした。セッティングの少し違うセカンドマシンをトライしましたが、思っていたようなフィーリングではありませんでした。もう1台はダメージを受けていたので、FP3はタイムを更新することができませんでした。金曜日はいいフィーリングがあったので、今日の結果は残念でした。FP4はマシンのフィーリングを取り戻そうとがんばりました。Q1では少し前進できましたが、同じようなスピードを再現することはできませんでした。明日のウォームアップでは、いいフィーリングを取り戻し、コーナー進入などマシンが得意な部分でプッシュできるようにしたいです」
カル・クラッチロー(MotoGP 18番手)
「今日も難しい一日でした。状況を改善するためにがんばりました。昨日より少しはよくなったと思いますが、残念ながらアタックしているときはフィーリングが変わり、いいラップタイムを出すことができませんでした。明日はいいスタートを切り、予選で僕の前にいるライダーたちとバトルがしたいです。今夜、チームとデータを分析して明日の決勝に挑みたいです」
ステファン・ブラドル(MotoGP 21番手)
「どの方向性に進むべきかを知るために、先週末に比べてセッティングをかなり変えました。明日はもっとポジションを上げられることを願っています。やるべきことはたくさんあります。引き続き仕事に取り組みます。決勝は全力でがんばります」
カテゴリー: F1 / MotoGP